■岡田監督が「痛かった」と話したゲームとは
その後、高木氏は激しい優勝争いを振り返り、「1番痛かったのは、甲子園での阪神巨人戦の2戦目。あれに負けたのが 大きかった。もう終わったと思った」と9月23日に行われた阪神対巨人戦で敗れたことを挙げる。
続けて「あの甲子園の雰囲気で1対0、0対1で、1勝1敗で負けた。巨人はがんばったよ。前日、坂本勇人がまったくダメで。チャンスで坂本を代打で出して(タイムリー)、あの1点。やっぱりたいしたものだよ」と巨人の阿部慎之助監督の決断と、坂本選手の決勝タイムリーを称賛。
岡田彰布監督の話として「あれ(23日の負け)は効いたと言っていた」と告白し、「あそこで勝っていれば、連覇はあったと思う」と分析した。