屋内のフローラルガーデンを出たあとは外の庭園を歩きます。

庭園は歩いて回っても十分な広さですが、メルヘン号とよばれる汽車(?)で回ることもできます。小さいお子さん連れならメルヘン号に乗って園内を一周するのもいいですね。

園内中央には広場がありますが、何やらイベントがあるようで多くの人が集まっています。何でしょう…?

キティちゃんとマイメロのコラボショーでした。キティちゃんは今年生誕50周年だそうで全国でイベントを展開しているようです。キティちゃん(50)。いつまでも若々しくて羨ましい限りです。

水辺に生えるススキ。

53歳のおじさんがキティちゃんを撮影し続けているのはなんとも居心地が悪いので早々に退散します。庭園内には秋の植物が多くみられるのでゆっくりこちらを堪能することにします。

こちらはヒガンバナ。新美南吉の代表作「ごんぎつね」で登場する秋の花です。新美南吉は半田市の出身ですが、教師として数年安城市に勤務していたことから半田市以上に新美南吉の里として積極的にPRを行っています。

今日も暑く歩いていると汗ばむ陽気ですが、空はどこか秋を感じさせてくれます。

ジニア、ランタナなどで作られた太陽をイメージした庭園。ここには休憩所もあるので華やかな庭園を眺めながらお弁当を頂くこともできます。

こういうベンチに2人で座ってゆっくり未来を語れる人が欲しかったな…(ボソッ)

デンパークには子供が遊べる公園もあるのですが、その脇には大きな風車があって元気な子供たちの姿を見下ろしています。風車はオランダが有名ですが、イギリスやデンマークなどの北欧各国にも数多くあります。この地域は偏西風が吹いていつも同じ方向から風が吹くため風車が発達していきました。

秋の休日、ぐるっと2時間かけて故郷のテーマパーク、デンパークを巡り秋の花を楽しんできました。

夏がどんどん長くなり、うっかりしていると秋は一瞬で過ぎ去ってしまう昨今。それでも花は季節を知り、人々に秋が来たことを告げてくれています。そのサインを見過ごすことなくこれからも季節の移り変わりを楽しんでいきたいと思いました。