オマル・マーモウシュ 写真:Getty Images

 リバプール(イングランド1部)が、フランクフルト(ドイツ1部)に所属するエジプト代表FWオマル・マーモウシュ(25)の獲得に興味を持っているようだ。

 下部組織からプレーした母国のワーディー・デグラでプロキャリアをスタートさせたマーモウシュは、ボルフスブルクやシュツットガルトなどでのプレーを経て、2023年夏にフランクフルトへ加入。左右のウイングと前線の複数ポジションでプレー可能なユーティリティー性や緩急自在のドリブル、正確な右足のキックを武器に今季のブンデスリーガでは6試合で8ゴール4アシストの数字を残している。

 ドイツ『スカイ・スポーツ』によれば、そんなマーモウシュには今夏にノッティンガム・フォレスト(イングランド1部)やアストン・ビラ(同1部)など複数のプレミアリーグクラブが関心を示していたが実現はせず。そのなかで、エジプト代表FWモハメド・サラーが今季限りで契約満了を迎えるリバプールも獲得に動いているようだ。

 ただ、エジプト代表FWには契約解除金はないとのこと。加えて、フランクフルトは2027年夏まで契約を結んでいる同選手をシーズン途中に売却するつもりはなく、契約延長をしたいと考えているようだ。

 なお、欧州主要リーグでマーモウシュよりゴールを決めた選手はスポルティングCP(ポルトガル1部)のスウェーデン代表FWビクトル・ギェケレシュ、マンチェスター・シティ(イングランド1部)のノルウェー代表FWアーリング・ハーランド、バルセロナ(スペイン1部)のポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキの3人のみとなっている。