マンチェスター・シティ(イングランド1部)が、レアル・ソシエダ(スペイン1部)に所属するスペイン代表MFマルティン・スビメンディ(25)の獲得に興味を持っているようだ。
前人未到のプレミアリーグ4連覇を成し遂げたシティだが、9月22日に行われたプレミアリーグ第5節のアーセナル(イングランド1部)戦でチームの心臓であるスペイン代表MFロドリゴ・エルナンデスが負傷離脱。前十字靭帯の損傷で9ヶ月の離脱となったことから、今季中の復帰は難しいとみられている。
スペイン『レレボ』によれば、シティはロドリの代役として今夏にリバプール(イングランド1部)からの関心を拒否したスビメンディの獲得を検討している模様。シティはスペイン代表MFが残留を決断したソシエダろ契約延長に至っていないことを利用したいと考えており、設定されている6000万ユーロ(約97億5000万円)の契約解除金を支払う意思があるようだ。
ソシエダ下部組織で育ったスビメンディは、2019年にトップチーム昇格を果たした視野の広さと高水準なパス精度などを兼ね備えた万能型の守備的MF。昨季もラ・リーガ31試合に出場して4ゴールを記録すると、今夏に開催されたユーロ2024のスペイン代表メンバーにも選出されていた。
なお、スビメンディは今夏の去就について「簡単なものではなかった事実だが、自分の決断に満足している。それがベストだったから、僕は安心している」とコメント。クラブが不調に喘いでいるなかで、同選手は下部組織から過ごしたソシエダを退団するのだろうか。