すかさずサビキにアミエビを通して同じタナ(ボトム)へ投入すると、同じように体高のあるアジがヒット。その後もコンスタント釣れた。午前5時を回ると周りが明るくなり始めた。ヘッドライトと集魚灯の明かりを消して朝マヅメに備えたがアタリはなく……。
やがて再びアタリがあり、慎重に巻き上げると上がってきたのはアイゴだ。両隣の人も同じように釣れ始めた。アイゴのヒレには毒があるためフィッシュグリップを使って外してリリースした。
炙り寿司を堪能
午前5時30分、完全に明るくなったころに納竿した。この時間になると帰る人も多くいるが、来る人も多い。旬のカワハギを狙うのであればこの時間に釣り座が空くのでお勧めだ。
通勤ラッシュに巻き込まれる前に帰宅して家族に釣果を自慢した。いつもはフライか唐揚げにするが、今日は炙り寿司を作ることにした。釣れたアジの半身はちょうどすしネタにぴったりサイズ。少しバーナーであぶりネギを散らして完成。脂が乗ったアジをおいしくいただいた。
バーナーで炙って寿司にした(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤洋輔)
今回の釣行をまとめると、前回同様に状況の変化はとても早い。SNSなど最新の情報を元に集魚灯・トリックサビキなど釣りの引き出しをたくさん持っておくと釣果アップにつながると思う。
<週刊つりニュース中部版APC・伊藤洋輔/TSURINEWS編>