8月の登録車新車販売台数(商用車を除く)は18万385台で、前年同月比-1.6%、2カ月ぶりの減少に転じた。

セグメント別では、普通乗用車は、11万8836台、同-1.0%、小型乗用車は6万1549台、-2.7%といずれも2カ月ぶりの減少。軽乗用車は9万1083台、同-6.3%、同様に2カ月ぶりの減少。すべてのセグメントで販売実績が前年割れに。

8月は2カ月ぶりに全乗用車販売実績が前年割れ。スズキ・スペーシアが前年比127%と健闘。(24年8月の全乗用車 国内販売登録ランキングTOP20とブランド別販売台数 )
(画像=8月も首位独走のN-BOXだが前年同月比86%。9月26日発売の追加モデル、N-BOX Joy(写真)で首位を確実なものへ、『CAR and DRIVER』より引用)

 先月7カ月ぶりの全セグメント前年超えとなった軽自動車を含めた国内乗用車市場だったが、8月は全てのセグメントで前年割れの実績となった。先月同様、首位はホンダN-BOX、TOP3が軽自動車が占め、上位7位までが先月と同じ顔ぶれに。車種別では、登録車首位はトヨタ・シエンタ、SUV首位は軽自動車のスズキ・ハスラー、ミニバンは日産セレナという顔ぶれ。ハイブリッドモデルの出荷再開となったトヨタ・ライズが前月の40位から14位に大きくランクアップを果たしている。

8月は2カ月ぶりに全乗用車販売実績が前年割れ。スズキ・スペーシアが前年比127%と健闘。(24年8月の全乗用車 国内販売登録ランキングTOP20とブランド別販売台数 )
(画像=前年比126%と好調スズキ・スペーシア。9月20日発売開始の追加モデル、スズキ・スペーシア・ギア(写真)で首位追撃なるか?、『CAR and DRIVER』より引用)
8月は2カ月ぶりに全乗用車販売実績が前年割れ。スズキ・スペーシアが前年比127%と健闘。(24年8月の全乗用車 国内販売登録ランキングTOP20とブランド別販売台数 )
(画像=SUV部門では、軽SUVスズキ・ハスラーがカローラ・クロスから首位を奪い、久々のTOPセールスに。写真はマイナーチェンジとともに追加されたハスラー・タフワイルド、『CAR and DRIVER』より引用)
8月は2カ月ぶりに全乗用車販売実績が前年割れ。スズキ・スペーシアが前年比127%と健闘。(24年8月の全乗用車 国内販売登録ランキングTOP20とブランド別販売台数 )
(画像=ハイブリッドモデル出荷再開で、先月から26ランクアップのトヨタ・ライズ。5459台の販売のうち、ハイブリッドモデルは52%を占める、『CAR and DRIVER』より引用)
8月は2カ月ぶりに全乗用車販売実績が前年割れ。スズキ・スペーシアが前年比127%と健闘。(24年8月の全乗用車 国内販売登録ランキングTOP20とブランド別販売台数 )
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)

ブランド別販売台数

ブランド別の新車販売台数(海外生産分含む)、軽乗用を含めた合計で、9ブランド中、前年実績を超えたのは5ブランド(前月から-1)となった。輸入分を含めたホンダ普通車は前年同月比173.1%と変わらず好調。また、フォレスター(前年比127%・2157台)が好調なSUBARUの普通車部門が同125.7%と好実績だ。

8月は2カ月ぶりに全乗用車販売実績が前年割れ。スズキ・スペーシアが前年比127%と健闘。(24年8月の全乗用車 国内販売登録ランキングTOP20とブランド別販売台数 )
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)

提供元・CAR and DRIVER

【関連記事】
「新世代日産」e-POWER搭載の代表2モデル。新型ノートとキックス、トータルではどうなのか
最近よく見かける新型メルセデスGクラス、その本命G350dの気になるパワフルフィール
コンパクトSUV特集:全長3995mm/小さくて安い。最近、良く見かけるトヨタ・ライズに乗ってみた
2020年の国内新車販売で10万台以上を達成した7モデルとは何か
Jeepグランドチェロキー初の3列シート仕様が米国デビュ