フェイエノールト(オランダ1部)に所属するメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネス(23)が、今夏にミラン(イタリア1部)からのオファーがあったことを明かした。
今夏に元フランス代表FWオリビエ・ジルーが退団したミランは、アトレティコ・マドリード(スペイン1部)からスペイン代表FWアルバロ・モラタを獲得。さらに今夏終盤にはローマからイングランド代表FWタミー・エイブラハムをローマ(イタリア1部)からレンタルで獲得した。
そのなかで、ミランは今夏にヒメネスにもオファーを出していた模様。メキシコ代表FWは『ESPN』のインタビューで「ミランがマーケット最終日に僕と契約しようとしていた。彼らはフェイエノールトにオファーを送ったが、何も実現しなかった。世界最大のクラブの1つに加わるのは夢だよ」とオファーがあったことを明かしている。
下部組織から育ったクルス・アスルでプロキャリアをスタートさせたヒメネスは、2022年夏にフェイエノールトへ完全移籍。正確かつ強烈な左足のシュートやポジショニング能力の高さを武器に昨季はエールディビジ30試合に出場して23ゴール6アシストを記録した。
日本代表FW上田綺世とポジションを争いながら今季もここまでリーグ戦5試合に出場して2ゴール1アシストを記録しているヒメネスには今夏にノッティンガム・フォレスト(イングランド1部)などからのオファーが届いてとされているが、実現することはなかった。