2024年6月11日、「WWDC 2024」において発表された次期iOS 18ですが、9月中旬にもリリースされると予想されていています。でも、いったいどのような新機能が含まれているのでしょうか? そこで今回は、現状で分かっているiOS 18で注目したい新機能をチェックしていきましょう。

iOS 18のリリースはいつ? どのiPhoneが適用できる!?

2024年6月11日の「WWDC 2024」で発表された次期iOS 18。新型iPhone 16が2024年9月10日火曜日頃に発表されるのが有力と見られているので、例年通りであれば、iOS 18は9月20日頃にリリースされると予想されます。

iOS 18に対応する機種は、2018年に発売されたiPhoneXR・XS/XS Max以降で、現状iOS 17に対応している機種ならアップデートできます。

そこで今回は、現状で分かっているiOS 18で注目の新機能を紹介しましょう。

■iOS 18に対応できる機種
iPhone 16シリーズ
iPhone 15/15 Plus/15 Pro/15 Pro Max
iPhone 14/14 Plus/14 Pro/14 Pro Max
iPhone 13/13 mini/13 Pro/13 Pro Max
iPhone 12/12 mini/12 Pro/12 Pro Max
iPhone 11/11 Pro/11 Pro Max
iPhone XR・XS/XS Max
iPhone SE(第2世代/第3世代)

ついに「iPhone 16」登場!「iOS 18」で注目したい新機能まとめ
(画像=iOS 18は2018年発売のiPhoneXR・XS/XS Max(上写真)以降が対応するほか、iPhone SE(第2世代)などiOS 17対応機種ならアップデートできます(画像はApple公式サイトより引用)、『オトナライフ』より引用)

【1】AI機能「Apple Intelligence」がiOSに統合される!

iOS 18の新機能でもっとも注目されているのが、AIを組み込んだ「Apple Intelligence(アップルインテリジェンス)」でしょう。

Apple Intelligenceは、Appleが「ChatGPT」のOpenAIと協力して開発したもので、iOSに統合されChatGPTにもシームレスにアクセス可能。これでiPhoneの使い勝手が大きく変わると言われています。

ちなみに、iOS 18対応のiPhoneユーザーはChatGPTを、ユーザー登録をしなくてもそのまま無料で利用することが可能となっています。具体的なApple Intelligenceの機能ですが、まず、iPhoneで文書の書き直しや要約ができるほか、メモアプリと電話アプリでは音声を文字に書き起こすことができます。

次に、スケッチや文書から画像を作成したり、Genmojiを作成することができます。ほかにも、音声アシスタントの「Siri」では、これまでより複雑なタスクをこなせるようになります。

ついに「iPhone 16」登場!「iOS 18」で注目したい新機能まとめ
(画像=Apple Intelligenceでは文書の書き直しや要約はもちろん、スケッチや文書から画像を作成することが可能です(画像はApple公式サイトより引用)、『オトナライフ』より引用)
ついに「iPhone 16」登場!「iOS 18」で注目したい新機能まとめ
(画像=キーボードを使って会話の内容に合わせた新しいGenmojiを作成できるほか、写真の人物を参考にしたGenmojiを作成することもできます(画像はApple公式サイトより引用)、『オトナライフ』より引用)
ついに「iPhone 16」登場!「iOS 18」で注目したい新機能まとめ
(画像=Apple Intelligenceは「Siri」でも活用できるため、以前よりも高度な会話や複雑なタスクをこなすことが可能です(画像はApple公式サイトより引用)、『オトナライフ』より引用)

ただし、Apple Intelligenceは「A17 Pro」以降のチップを搭載しているiPhoneでないと利用できません。現行機種では「A17 Pro」を搭載するiPhone 15 Pro/15 Pro Maxの2機種のみが対応し、残念ながら「A16 Bionic」チップのiPhone 15/15 Plusでは利用できないのです。

また、iOS 18のApple Intelligenceは最初に英語(米国)版が利用できるようになり、その後、2025年以降に日本語での利用が可能になると見られています。

ついに「iPhone 16」登場!「iOS 18」で注目したい新機能まとめ
(画像=現行機種でApple Intelligenceに対応するのは「A17 Pro」のiPhone 15 Pro/15 Pro Maxのみ。iPhone 15/15 Plusは「A16 Bionic」チップが採用されているため対象外です(画像はApple公式サイトより引用)、『オトナライフ』より引用)