新たなクルマの楽しみ方を提案
ホンダは、「N-BOX(エヌボックス)」シリーズの新モデル、「N-BOX JOY(エヌボックス ジョイ)」を発売した。
このN-BOX JOYは、「人々の暮らしや働き方が多様化する中、『アウトドアを手軽に楽しみたい』『自分だけのくつろぎの空間が欲しい』といったお客様のニーズに応える、誰でも気軽にリラックスした時間を満喫できるクルマを目指して開発」されたという。
エクステリアは「アクティブな雰囲気を持つスタイリング」が狙いで、例えばフロントグリルは、アッパーグリルを金属板のプレス成型のように造形しブラックで仕上げつつ、ミドルグリルは中央部を凹ませ、構造的な力強さを強調。前後バンパーはコーナーをブラックで引き締めた専用のものを装着、ドアロアーガーニッシュなどとも統一感を持たせている。
ヘッドライトはプロジェクター式フルLEDライトをN-BOXから継承しつつ、ハウジングは表面に模様を施したシルバーで仕上げ、先端にシルバーリングを採用。異なるシルバーの組み合わせで立体感の強調とタフなイメージの創出が図られている。
ホイールはブラック塗装のスチールホイールとハーフキャップの組み合わせで、ターボエンジン車にはメッキホイールリングを採用。エクステリアカラーは「都市にもアウトドアにも馴染む」というモノトーン2色、2トーン5色の全7色。
よりアクティブな個性を求めるユーザーには、HONDAロゴが際立つ専用フロントグリルと、バンパーまわりを引き締めるLEDフォグライトをセットにした用品パッケージが純正アクセサリーで用意されている。
テラスのようなインテリア
インテリアは、テラスのような空間を狙いとし、より自由度の高い、新たなクルマの楽しみ方の提案を図ったという。その大きな特徴が「ふらっとテラス」で、これは後部座席をダイブダウンするだけで、リラックスした時間を過ごせる、テラスのような空間が生まれるというもの。
N-BOX/N-BOXカスタムに対してフロア後端を80mm高く設定することで、足を伸ばしてくつろげる、フラットに近づく床面を創出したという。快適な座り心地を追求するため、リアシート背面にプレートを追加し凹凸を削減、フロアのストラップ機構にヒンジ式のリッドを設けフロアの凹凸も削減するなどし、過ごしやすい空間を追求したとのこと。
シートには撥水素材のチェック柄ファブリックを全タイプに採用、自然吸気エンジン車はトリコットと撥水ファブリックのコンビシート、ターボエンジン車はプライムスムースと撥水ファブリックのコンビシートとなっている。
撥水素材の生地は、各シートのメイン部(座面、背もたれ)、フロントシートアームレスト、リアシート背面、スライドボード上面に適用。後部をテラスのように利用する際も、フロアのほぼ全面が撥水ファブリック面となり優れた撥水性を発揮、飲み物などをこぼしても簡単に拭き取ることができるという。
さらに、フロア後端のフロアアンダーボックスは容量約18Lを確保、左右に浅底のポケットも備わる。メインのボックスには折りたたみ式のアウトドアチェアとアウトドアテーブルなどが同時に収納可能だという。ボックスの蓋には汚れても洗えるという、樹脂製のフロアエンドボードを採用。自立が可能なため荷物の出し入れにも配慮されている。
このほか、ボディやシャシー、パワートレーンなどの基本構造や性能、コネクテッドサービスや安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」などは、従来のN-BOXシリーズと共通だ。
また、N-BOX JOYの発売にあわせて、N-BOX/N-BOX CUSTOMも一部改良を実施している。N-BOXには運転席&助手席シートヒーターを新たに標準装備。N-BOX CUSTOMコーディネートスタイルにもマルチビューカメラシステムを新たに設定するとともに、カラーバリエーションを追加し計12色を用意するなど、商品性の向上が図られている。
文・写真・CARSMEET web編集部/提供元・たびこふれ
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