スマートフォン向けアプリの企画・開発・運営を行う株式会社Qdanは、9月19日に旅記録アプリ「経県値」をリニューアルしました。
2005年にWebサービスとして公開され、2018年にアプリ化したという「経県値」は、どんなものなのでしょうか。
「経県値」とは?
「経県値」は全国47都道府県を「5:居住」「4:宿泊」「3:訪問」「2:接地」「1:通過」「0:未踏」という6つの「経験レベル」に分類することで、日本地図で色分けした「経県値マップ」を作成。その得点合計を記録するというサービスです。
ちなみに「2:接地」は、交通機関の乗り換え、高速バスでの途中休憩などで降り立った場合を指すといいます。
過去の思い出を振り返るだけでなく、今後の旅行の計画などこれからの行動のきっかけにしてほしいという株式会社Qdanの思いがあるようです。
また、旅の記録が視覚化・点数化されることで経験の共有にもつなげてほしいともいいます。
現在、XやInstagramで多くのユーザーが自分の「経県値」に関する投稿が行われているといい、SNS投稿や口コミからアプリ利用者数は増加しているそうです。
市区町村への対応を予定
2024年度中には対象マップの拡大を予定しています。
現在、市区町村単位に対応しているのは東京都のみだといいますが、そのほかの地域についても、より詳細なマップ作成ができるようにそれぞれの市区町村に対応したバージョンを開発しているそうです。
また、メモや端末引き継ぎ、広告非表示などの機能が利用できるプレミアム版も準備しているといいます。
リニューアルは?
9月には、同アプリのデザインが一新されたそうです。これまでのシンプルで原色を使用したわかりやすいものから、「思い出を作る・残す・振り返る」体験を強化しうるものに変更したと同社。
ロゴやアイコン・全画面のリニューアルとボタンを押した時の演出やフォントサイズまで、細部にわたって見直しを行ったことにより、記録がより楽しくなるようなアプリになったそうです。