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ウイスキー入手困難ランキング(日本)
入手困難レアなウイスキー入手方法はあるの?
入手困難値上がりになりそうなウイスキー
入手困難なジャパニーズウイスキーをランキングで紹介しましたが、今後入手困難になりそう、値上がりしそうなウイスキーも要チェックです。レア度が上がる前に入手するのも良いでしょう。
値上がりしそうなウイスキー①余市
先程も紹介したサントリーの「余市」、特に余市20年はすでに終売された銘柄で新たに販売されることがない、希少価値の高いウイスキーのため、今後さらに値上がりする可能性が高くなっています。
さらに余市には複数ラインナップがありますが、現在販売されているのは「余市NA(ノンエイジ・年代表記なし)」のみ、他はすべて終売となっているため、余市NA以外は値上がりするかもしれません。
値上がりしそうなウイスキー②イチローズモルト
「イチローズモルト」は埼玉県にある秩父蒸留所で造られているウイスキー、製造販売しているのは株式会社ベンチャーウイスキーです。
自社製造の樽で熟成、樽だけでなく原料や製造方法にもこだわり、製造工程はハンドクラフトがメイン、そのため供給は一定でありながらも求める声が多いために品薄状態になっているのです。
さらに世界的な品評会で最優秀賞7年連続、最高賞5年連続受賞など、世界的にも高い評価を得たウイスキーなので今後も人気が高まり値上がりも止まらなくなっています。
値上がりしそうなウイスキー③碧AO
サントリー「碧AO」はサントリー所有のスコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダ・日本5カ国の7蒸溜所の原酒を厳選した、「世界5大ブレンド」ウイスキーです。
2019年リリースの碧AOラインナップは1本のみですが、2022年6月に数量限定で「碧AO SMOKY PLEASURE」が発売されています。各国の特徴ある原酒を混ぜ合わせた味わいは濃密で甘みがあり、クセがなく後味すっきりと飲みやすく、ウイスキー愛好家には好まれる銘柄です。
元々人気のある日本のウイスキー、さらに多くのレアウイスキーを販売しているサントリーであることから、今後は値上がりするかもしれません。
入手困難なウイスキーの買取額も紹介
入手困難なジャパニーズウイスキーは飲みやすく高品質と世界中で大人気、近年ではさらに希少価値が高まり価格も高騰化、定価購入が珍しい状態です。
そのため買取市場でも高額買取される傾向があり、「ウイスキー投資」という言葉もあるほどです。入手困難なレアウイスキーの買取額をまとめましたが、買取価格は買取店は状態、在庫状況などによって変動するため、紹介する値段より上下する場合もあるので注意してください。
【サントリー・山崎】
レアウイスキーのなかでもかなりの高額で買取されるのがサントリー・山崎、そのなかでも長期熟成されたヴィンテージボトルは高額です。
買取相場は山崎25年が100万円以上、山崎18年10万円以上、山崎NAでも8000円、他にも限定品が多数あり、そのどれもが数十万円になります。これまでの最高額は山崎55年の8500万円、2020年に海外で行われたオークションでした。
山崎55年は限定100本のみ、定価330万円と最初から数が高く定価も高値、それがさらに希少価値をアップさせ、8000万以上の価格になったようです。
【軽井沢】
すでに閉鎖された蒸溜所・メルシャン軽井沢蒸溜所で製造された「軽井沢」は、現在終売された銘柄でかなり希少価値が高く、幻のウイスキーとも言われるコレクター人気の高いウイスキーです。
オンラインオークションでは軽井沢1960が約1400万円、軽井沢1963シングルカスク50年熟成345万円など、どれも高額買取されています。
他に軽井沢17年で15万円以上、軽井沢12年と熟成期間が比較的短いものでも10万円以上になるなど、軽井沢銘柄のボトルは軒並み高額査定になる傾向にあります。
【サントリー・響】
サントリー・響は味だけでなく、ボトルも人気があります。30面カットのクリスタルボトルに封じられた響30年は完備品で65万円以上、響21年箱付きは74万円以上となっています。
九谷焼や有田焼などの陶器を使った響35年はコレクター人気も高く、九谷焼の巨匠・徳田八十吉氏造型のものは500万円以上、古九谷・写し絵牡丹蝶図筒形瓶400万円以上など、どれも高額です。