装置の標準化によって失われる”考えて予測する力”

踏み間違い防止装置があるから安心ではない! 覚えておきたい機能の特徴
(画像=『CARSMEET WEB』より引用)

踏み間違い防止装置や衝突被害軽減ブレーキなど、安全機能の義務化や標準装備化が進むと、クルマの機能やシステムに依存してしまう可能性があります。言い換えると、運転者は”いざというときはクルマが対処してくれる”と思い込み、運転者自らが考えたり予測したりしながら運転することをやめてしまう可能性が高いということです。

公道における運転が得意な人や安全運転ができる人は、安全装置が作動することなく運転できるだけでなく、装置やシステムの介入が煩わしいと感じることがあります。このように感じる運転者が増えれば、機能やシステムに依存することがなくなり、自然と安全な交通社会になるのではないでしょうか。

文・齊藤優太/提供元・CARSMEET WEB

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