近年、資材や人件費の高騰、円安の為替などが影響して時計の価格が全般的に上昇しているが、その反面で製造機器の進化に伴って、3万円以下の時計については意外に選択肢の幅が広くなっている。

購入予算を3万円以下に限定して時計を選ぶ場合、最もラインナップが揃っているのが3針をベースにしたスタンダードモデルだ。クロノグラフ、ダイバーズ系に比べて製造コストが低いことがその最大の理由だが、シンプルであるからこそ、逆に価格以上の質感、スペックを備えたモデルを見つけることもできる。

あまりに数が多く、1950~60年代前後の時計をデザインモチーフにしたクラシックなモデルから、ミリタリー系のモデル、個性的な色使いのカジュアルなモデルなどデザインも様々だが、今回はビジネスでも使えそうなシンプルでスタンダードなモデルを厳選してみた。気軽に着けられるデイリーユースの時計としてもおすすめなので、ぜひチェックしてみてほしい。

【レザーベルトのクラシックな3針モデル4選】

【セイコーほか、3万円台までの“3針時計”】ビジネスでも使えそうな8モデルを厳選
(画像=■Ref.B909-SWR BB。SS(38.5mm径9。3気圧防水。クォーツ。1万9800円、『Watch LIFE NEWS』より引用)

ROSEMONT(ロゼモン)

バック イン タイム

1951年にジュネーブで登録され、スイス時計産業の発祥地として知られているラ・ショー・ド・フォンで73年に本格的に始動した時計ブランド。シンプルなラウンドケース、曲線を描くドーム形のアクリル風防、ローマインデックスを配したホワイト文字盤と、1960~70年代の雰囲気を醸すスモールセコンドモデル。

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ピークス

TEL:03-5778-3260

【セイコーほか、3万円台までの“3針時計”】ビジネスでも使えそうな8モデルを厳選
(画像=■Ref.os90001-bsv-ly-bk。SS(35mm径)。日常生活防水。クォーツ(Cal.VD78A)。2万9800円、『Watch LIFE NEWS』より引用)

KUOE(クオ)

オールド スミス 90-001

アンティークウオッチ好きのブランド創設者が、日本製のクラシック腕時計を1万円台から提供することを目指し立ち上げた京都発の時計ブランド。立体的なバーインデックスに加えて、外周にはアンティークに見られるパール装飾仕様のミニッツインデックスを配置。耐食性に優れ、医療器具にも採用される316Lステンレススチールをケースにこんもりと膨らんだドーム形風防を組み合わせてアンティーク感を演出している。

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クオ グローバル

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※メールにて問い合わせに対応

【ブレスレット仕様のモダンな3針モデル4選】

【セイコーほか、3万円台までの“3針時計”】ビジネスでも使えそうな8モデルを厳選
(画像=■Ref.SARV001。SS(42mm径)。日常生活用強化防水(10気圧)。自動巻き(Cal.4R36)。2万7500円、『Watch LIFE NEWS』より引用)

SEIKO SELECTION(セイコー セレクション)

メンズメカニカル

自動巻きムーヴメント、Cal.4R36を搭載した機械式モデル。3時位置のデイデイト表示に加えて、10気圧防水を確保するなど、デイリーユースのビジネスウオッチに最適なスペックを備える。

問い合わせ先

セイコーウオッチお客様相談室

TEL.0120-061-012

【セイコーほか、3万円台までの“3針時計”】ビジネスでも使えそうな8モデルを厳選
(画像=■Ref.SCDC085。SS(37.4mm径)。日常生活用防水。クォーツ。1万6500円、『Watch LIFE NEWS』より引用)

SEIKO SELECTION(セイコー セレクション)

スピリット クォーツ メンズ電池式クォーツ

立体的に成形されたインデックス、針、外周の夜光塗布マーカーをレイアウトした3針モデルの正統派デザイン。シンプルだが立体的にパーツを仕上げているため1万円台とは思えない質感を備えている。コンパクトなサイズはビジネス使いにもぴったりだ。

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セイコーウオッチお客様相談室

TEL.0120-061-012

文◎Watch LIFE NEWS編集部