中国・浙江省在住の女性が「史上最大のウ◯コをした」と話題になっている。その大きさは手術で摘出しなければならないほどで、担当した外科医によると「90cmくらいのニシキヘビ」を思わせる形だったという。
地元の報道によると、ファさん(53歳・仮名)は長年にわたって便秘に悩まされており、最近の10日間は特に症状が重く、腹部が膨張して動くのも辛い状況に陥っていた。彼女が浙江大学第一病院を訪れた際、まるで妊婦のように見えたという。
腸内に詰まった便は胃や肝臓といった他の臓器を圧迫し、呼吸困難を引き起こしていた。また、便は体内で硬化しており、一部はフットボール大のサイズになっていたという。最終的に、摘出された便の量はなんと20kgを超えた。
その後、ファさんは医師によって「先天性巨大結腸症(ヒルシュスプルング病)」と診断された。これは腸内の圧力を感じる神経細胞が先天的に欠損していることで、便が通ろうとしても腸が広がらなくなり、結腸(大腸)に便やガスが溜まって膨らんでくるという症状だ。5000人にひとりの割合で発症するといわれ、根治するには神経細胞の欠損した腸管を切除するしかない。
摘出された便の写真(参考URL)を見てみると、巨大な寄生虫というかワラスボというか……。とにかく、便には見えない。目や鼻、口のように見える部分すらある。たとえ普通に肛門から出てきていたとしても、それはそれで病院へ駆け込んだだろう。
そんな、ファさんの術後の経過は良好だという。今後の回復を祈るばかりである。
参考:「Daily Star」ほか
文=ゼロ次郎
提供元・TOCANA
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