その車両のことを知るなら、実車を前にして細部まで観察するに限る。
とはいえ、近くにバイクショップがなかったり販売終了モデルだったりするとなかなか難しい……。
そこで、バイク買取も行っているモトメガネがバイクの特徴を紹介!
当記事では車両の特徴を駆け足で見ていく。さらに踏み込んだ車両の詳細に関しては「Motorcycle Fantasy」のYouTubeチャンネルでチェックしてほしい。
今回調査した車両はKTMの『390DUKE』だ!!
390DUKEの車種プロフィール
国内導入は2014年モデルから。兄弟車である125デューク(15ps)のシャシーに373.2ccエンジン(44ps)を搭載する驚異的なライトウェイトスポーツとして注目を浴びた。その後、2017年にフルモデルチェンジを受けて、1290スーパーデュークRと同じく大きく傾斜させたヘッドライト(LED)やスマホと連動機能をもつTFTフルカラー液晶メーターを備える。さらに2024年モデルでは、エンジン、シャシー、スタイルが一新。これまで排気量373ccだったエンジンは398.7ccにまで拡大され、ライドモード(ストリート/レイン/トラック)の選択も可能となった。
バイクの特徴をざっくりチェック!
125㏄のボディに400㏄のエンジンを搭載した『390DUKE』。エンジン、車体、足回り、ハンドル周りとその他の特徴的な部分をチェックしていこう。
エンジン
排気量373.2ccの水冷単気筒DOHCエンジンを搭載。
エンジンはもともと非常にレーシーな特性なのだが、誰もがストリートを安心して走れるように電子制御で扱いやすく調教されている。
車体(フレーム)
フレームは軽量・スリムで高剛性を実現したパイプを組み合わせたトレリスフレームを採用。
パイプを組み合わせたトレリスフレームはKTMの特徴的なデザインの一つだ。
足回り
ホイールサイズは前後ともに17インチ。
サスペンションはリンクレスのWP製リヤショックを採用する。
ハンドルまわり・灯火類
メーターは、フルカラーTFTメーターとなり、ハンドル左側のスイッチで操作が可能だ。
ヘッドライトは、近未来あふれる特徴的なフェイスデザインとなっている。
その他の装備
燃料タンクはスチール製。(インプレ車両は容量13.4L)
シートとタンデムシートは、いずれも車両のスタイルをさらにスタイリッシュにみせるスリムな形状が特徴だ。