■ラインに沿って切れていく
実際に開封してみると、先程の切れ込みから続く「白いライン」に沿って、スルスルと上部の切り取り部分が外れていく。
反対側まで到達すると一旦そこでストップし、次に表側がカットされ始め、最後にはスルッと切り取り部分が外れた。なお、本来なら一回目のスライドだけで切り取れるようだが、記者のように失敗しても自然とリカバリーできるようになっているよう。
稀にチャック付き商品を開封する際に、切り取り部分がうまく外れない…ということがあるが、この白いラインに沿って切れる仕組みがそれらの悩みを解消してくれる。
開封が完了した状態がこれだ。表と裏の両方とも綺麗に切れているうえに、微妙に高さに差が生まれるようになっている。これはあえて表側はまっすぐ、裏側はカーブを描いて切り取れるようにしてあり、この絶妙な差があることで開封しやすくなっているのだ。
実際に中身を取り出そうとしてみたが、確かにかなり開けやすくて驚いた。口がピッタリとくっついて中身を取り出しづらい…という面倒とはおさらばというわけだ。ほとんどのユーザーは気が付かないレベルの小さな工夫だが、開封時・開封後のストレスを解消してくれるという意味で大きなメリットがあるだろう。
龍角散 龍角散ののどすっきり飴袋 88g×6袋