カリム・アデイェミ 写真:Getty Images

 リバプール(イングランド1部)が、ボルシア・ドルトムント(ドイツ1部)に所属するドイツ代表FWカリム・アデイェミ(22)の獲得に興味を持っているようだ。

 リーフェリング(オーストリア)でプロキャリアをスタートさせたアデイェミはザルツブルク(オーストリア1部)でのプレー経て、2022年夏にドルトムントへ加入。驚異的なスピードを生かしたドリブル突破を武器に昨季は負傷離脱ありがらもブンデスリーガ21試合で3ゴール1アシストを記録した。

 迎えた今季は直近のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)セルティック(スコットランド1部)戦ではハットトリックを達成するなど、公式戦8試合で5ゴール3アシストを記録しているアデイェミに対して、イギリス『サン』によれば、リバプールが目を光らせているようだ。

 リバプールはドイツ代表FW獲得に向けてすでにスカウトを派遣しており、今季限りで契約満了となる絶対的エースのエジプト代表FWモハメド・サラーの後継者候補と考えている模様。同選手の移籍金は4260万ポンド(約82億3000万円)に見積もられているようだ。

 なお、アデイェミは「ドルトムントで素晴らしい気分だ。幼少期から大ファンだったんだ」とドルトムントでの満足感を口に。今季もここまでプレミアリーグ6試合で4ゴール4アシストの数字を残しているサラーは今季終了後の退団が取り沙汰されているなかで、リバプールはこの後継者問題をどのような形で解決するのだろうか。