軽自動車や国内ブランド輸入車を含むSUVマーケット、前年同月比で98.3%とほぼ前年並みながら、前年割れ実績となった(本誌調べ)。SUVやミニバンが中心となるマーケット、普通乗用車(3ナンバー)の販売台数は、11万8836台、前年同月比-1.0%で2カ月ぶりの減少。乗用車(登録車)全体では18万385台(同-1.6%)で、2カ月ぶりの減少。先月、7カ月ぶりの前年超えとなったマーケットだが、8月は僅かながら前年を下回る結果に。
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SUVセグメント首位のスズキ・ハスラー。アウトドアを楽しむギア、タフワイルドシリーズ(写真)も追加された。(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
SUVランキングでは、トヨタ・カローラクロスを抑えて、スズキ・ハスラーが久々の首位に。カローラクロスは2位となったものの、前年同月比137%と依然好調だ。が2カ月連続の首位に。3位には9ランクアップでトヨタ・ライズ。ハイブリッドモデルの出荷が再開され、5549台を登録、大幅なアップとなった。ランドクルーザー、ハリアーのトヨタ勢、ヴェゼル、ZR-V、WR-Vのホンダ勢も好調を維持している。
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ハイブリッドモデル出荷再開が本格化し、先月から26ランクアップのトヨタ・ライズ。5459台の販売のうち、ハイブリッドモデルは52%を占めている。(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
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5,248台をセールス、今月も上位にランクインのトヨタ・ランドクルーザー。先月同様、登録の8割は新たに導入された250シリーズ。(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
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先月に続いて、前年の2倍のセールスのホンダZR-V。WR-V、ヴェゼルも上位をキープ、好調だ。(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
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(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
■カー・アンド・ドライバー調べ
(※SUVモデルはヤリス、カローラ、クラウンなどシリーズとは別ブランドとしてカウント)
提供元・CAR and DRIVER
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