世界遺産 下鴨神社の夏の風物詩 みたらし祭
今回はタイミングが合ったので、毎年土用の丑の日の前後におこなわれている下鴨神社のみたらし祭を体験してきました!
みたらし祭とは、下鴨神社境内にある御手洗池の湧き水の中に入って無病息災を願うものです。
太陽サンサンで風も吹いていないジリジリとした暑~い日だったのですが、御手洗池の湧き水は一瞬動けなくなるくらいキンキンに冷たくて気持ちがよかったです♪
みたらし祭の流れとしては以下の通りです。
- 受付で献灯料を納めます
- 靴を入れる袋をもらい、靴を脱ぎます
- 串に刺さっているロウソクを受け取り、池に入ります
- 池の途中に献花台があるので、串からロウソクを外し、火をつけ献灯します
- 池からあがったところにベンチとすのこがあるので、靴を履きます
- 御神水を飲んで、終わりです
池自体はあまり大きくありませんが、石畳のようなゴツゴツとした石の上を歩くので歩きづらくて少し痛かったです...。
また、水深は足首と膝の真ん中くらいだったのでそんなに深くはないですが、多くの人が一度に動くので水面はかなり揺れました。そのため、膝上くらいまでガッツリと裾をまくって入るのがおすすめです!
御神水は、紙コップを使用し自分で竹筒から汲むものと、神社関係者から陶器の器に入ったもののどちらかを選んでいただくことができます。キンキンに冷えた水を飲むことで心も身体もどこかすっきりした感じがしました。
年に1度の祭典なので参加するのはなかなか難しいですが、もし土用の丑あたりに京都を訪れる機会があれば、ぜひ訪れてもらえると嬉しいです♪
下鴨神社
- 住所:京都市左京区下鴨泉川町59
- TEL:075-781-0010
- 開閉門時間:6:00~17:00 ※神事等により変更の場合有り
- 公式サイト:下鴨神社
南禅寺水路閣でちょっと不思議な気持ちに...
京都といえば神社仏閣など和のイメージが強い中、南禅寺水路閣は古代ローマのような雰囲気を感じることができるということで、この不思議な感覚を味わいたくて南禅寺を訪れました♪
南禅寺と言えば、正面にドーンと三門が構えていて、その奥に法堂があり、多くの人が想像する京都にある寺院のイメージ通りなのですが、今回訪れたかったのは南禅寺にある水路閣です!
三門を通って右奥に進んでいくと水路閣があります。
水路閣の見た目はまるで古代ローマの水道橋 ポン・デュ・ガール...!
ほんの少し前まで和の空気に包まれていたはずだったのに、突然現れる洋の空気に驚きと感動がありました...!また、暑い夏の日差しも感じさせないくらいの涼しさで、暑さでやられていた身体にはとても優しかったです。
水路閣を目の前にした瞬間、変わる気温と空気。
ずっとずっと訪れてみたかった水路閣は、息をのむような美しさと儚さと不思議さをまとっていました。
臨済宗 大本山 南禅寺
- 住所:京都市左京区南禅寺福地町86
- TEL:075-771-0365
- 公式サイト:南禅寺
また、今回は訪れられなかったのですが、南禅寺から歩いて行けなくもない...くらいの距離に、こちらも有名な世界最長の傾斜鉄道跡、蹴上インクライン(けあげいんくらいん)があります!
イメージでは山奥に廃線になった線路が残っていて、そこが映えスポットになっていると思っていたのですが、実際は街中にあり、通行量の多い道路と並行する形で走っていた線路が残っていました。
周辺には車を停めるところがないため、車で行かれる場合は南禅寺周辺の駐車場に停めてそこから歩いて見に行くことになりそうです...。こちらもずっと行ってみたかったのですが、暑さの限界で今回は断念してしまいました...。ただ、線路を歩けるという貴重な体験ができるので、時間と体力に余裕のある方はぜひこちらも訪れてみてください♪
蹴上インクライン
- 住所: 京都市左京区粟田口山下町~南禅寺草川町
- 関連サイト:日本遺産 琵琶湖疏水