■ニュートンの予言「終末は2060年以降!」
ニュートンは『ヨハネの黙示録』に登場する「1260日」という数字、『ダニエル書』に記されている滅亡前の期間「1時期、2時期、半時期」に注目する。後者は、「1時期、2時期、半時期」を「1年、2年、半年」と解釈、合計で3年半(42カ月、1260日)だとし、「神の1日は人間の1年」だとする解釈から、1260日を1260年と考えた。
そして、ニュートンはキリスト教の基本的教義である「三位一体」に反する考えを持っていたため、西ローマ帝国が復活し、「三位一体」を是とする法王の主権が確立した西暦800年から1260年後、つまり西暦2060年が終末であると予言したのだ。
だが、実のところ、ニュートンは終末の日付を正確に予言してはおらず、解釈上「2060年より前に終末が到来する理由が見つからない」のみであり、「終末は2060年より後かもしれない」とも述べている。終末の到来後は、「神聖なる霊感に目覚め平和な世界に移行する」とあり、少し安心するが、それでもこの世界が滅亡することに変わりはない。
少々ユニークな読解法のため、にわかに信じ難いが、ニュートンが物理学以上に追求した終末予言を容易に軽視することはできないだろう。ニュートン力学が世界の真実の一端を突き止めたように、彼の聖書読解も、全てとは言わないまでも、世界の真実の一部に触れているかもしれないからだ。いずれにしろ、真偽のほどはそう遠くない未来に明らかになる。我々にできるのは、心してその時を迎えることだけだ。 参考:「Express」、ほか
※当記事は2017年の記事を再編集して掲載しています。
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提供元・TOCANA
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