2024年の夏、オリンピック・パラリンピックがパリで開催されました。各国選手の躍動に、心動かされた人も多いのではないでしょうか。
2021年に行われた「東京2020大会」で競技会場や選手村など関連施設の跡地再開発がさまざまに行われています。その1つとして、「東京ベイゾーン有明エリア」に整備されたかつての競技会場が、10月12日に生まれ変わります。
東京オリンピック跡地がみんなで遊べる聖地へ
有明アーバンスポーツパークは、大きなグラウンドや施設ではなく、都会の街中で発展したという「アーバンスポーツ」種目の会場で、主にBMXやスケートボードなどの競技が行われました。
その跡地が「livedoor URBAN SPORTS PARK」の愛称で、複合型スポーツレジャー施設に生まれ変わります。
施設運営は、Tokyo Sports Wellness Village株式会社が行います。東京建物株式会社を代表として、TSP太陽株式会社、株式会社日テレアックスオンが設立した企業です。
「跡地を、みんなで遊べる聖地へ」を合言葉に、コミュニティーやスポーツウェルネスを実現する拠点になることを目指していくといいます。
オリンピック種目含む6つの競技を楽しめる
競技が実際に行われた設備を「レガシーゾーン」と名付け、4月に先行でオープン。その他施設は、10月12日から開業します。
「レガシーゾーン」はスケートボードパーク、3×3バスケットボールコート、ボルダリングウォールを設置したボルダー棟を指し、新設したランニングスタジアム、ロープアスレチック、ピックルボールコートをあわせて6つの種目を子供や初心者の大人でも楽しめる施設だといいます。
スポーツ施設のほかにも、ショップ・飲食店・ドッグサロンなどが営業するようです。
大会や体験会などの開業イベント実施
10月12日~10月14日の期間には、開業イベントが開催されます。