■先住民の時代にも存在

この小さな町の地形が、数世紀にわたり続く奇妙な地震活動の原因とされており、古くは先住民の時代から「ムーダス・ノイズ」と呼ばれてきた。

小さな地震が起きる度に爆発のような大きな音を立てるのが特徴で、コネチカット大学で地質学を研究するロバート・ソーソン教授は「地形が音を増幅させているようだ」と説明する。

しかしムーダス・ノイズの正確な原因は分かっていない。ソーソン教授は「地中80キロの深さで何が起きているのか解明されておらず、この町周辺でこの現象が集中的に起きる理由もいまだに分からない」とも語った。