決して公開されることのない“禁断の考古学”は存在するのだろうか。 そして我々が知る権利を持たない不都合な真実を、政府と一部の考古学者は握っているのだろうか。

■スフィンクスの地下に隠されている2つの部屋

 にわかに信じ難い話だが、一説によると古代文明に関する発見の全てが公表されているわけではなく、禁断の考古学は実在するという。そして、このことは、誰もが知る超有名遺跡でも事情は同じのようだ。なんと、エジプトのスフィンクスの地下にも驚愕の真実が隠されているというのだ。 

 そもそもスフィンクスはピラミッド以上に謎が多い巨大建造物だ。誰が、どのように、何のため建造したのかさえ分かっておらず、建造年代に関しても2500年前~80万年前まで誤差というにはあまりにも大きな幅があり、ややもすれば宇宙人が建造したのではないかとまで言われている。そして、その秘密が隠されているとされているのがスフィンクスの地下に存在するとされる2つの部屋だ。

スフィンクスの地下に“人類の秘密を握る”2つの隠し部屋が!?「禁断の考古学」は存在するのか
(画像=画像は「Ancient Code」より引用、『TOCANA』より 引用)

 古代ミステリー情報サイト「Ancient Code」によると、スフィンクスの地下には大小2つの部屋とそれに通じるトンネルが存在し、これらの部屋には古代エジプト文明の秘密から人類の秘密までが隠されているというのだ。

 1987年、最初にスフィンクスの秘密部屋を発見したのは、早稲田大学の吉村作治教授率いる研究チーム。スフィンクスの電磁気探査を行い、地下にいくつかの空洞とトンネルが存在することを明らかにした。その後、東京大学の調査により、空洞の1つはちょうどスフィンクスの掌の下にあることが確定され、91年には、考古学者のThomas Dobecki氏とJohn Anthony West氏の独自に調査により、地下空洞とトンネルの存在が再確認されているとのことだ。