XoMotionを装着するのは障害を抱えている人だが、XoMotionはリハビリを支援するセラピストをサポートするものだ。セラピストはリハビリ中、患者が転倒しないよう踏ん張って支えたり、動かない足を持ち上げたりと、文字通り患者の体を支える。
まさに力仕事だが、患者がXoMotionを使用することで介助者の身体への負荷が減り、患者のケアに集中できるようになるという。
サイモン・フレーザー大学発のテックがベース

Image Credits : Human in Motion Robotics
同社は昨年、シリーズAラウンドにて約1,000万ドルの資金調達を実現。今回販売許可を得て、現在はカナダ国内のリハビリステーションや研究施設へXoMotionを提供している。また、ゆくゆくは一般向けにも提供する予定だ。
麻痺で意のままに動き回れないというのは、朝目が覚めてキッチンに行ってコーヒーをいれて飲む、訪問者を迎えるために玄関に行ってドアを開ける、といった日常のささいな行動も制限されるということだ。だがXoMotionを使用すれば、再び動く自由を手に入れることができる。その意義は障害を抱える人はもとより、家族にとっても大きいだろう。
(文・Mizoguchi)