livepass株式会社とキヤノンマーケティングジャパン株式会社は、保険金の不正請求抑止のための損害車両撮影サービスの提供をあいおいニッセイ同和損害保険株式会社に対して開始しました。

事故直後の車両の外見を動画撮影することにより、事故時の損傷箇所・状況の記録と同時に不正請求防止も目的としているといいます。

また、動画記録を直接クラウドストレージに保管できるなど、利用者にとっての利便性向上にもつながっているとのことです。

損傷車両の外周を動画撮影

livepassのパーソナライズ動画は、スマートフォンさえ持っていれば特別なアプリをインストールしなくても利用できる撮影ツールです。

事故後の車の損傷箇所を記録するため、ユーザーがスマホのカメラで車両の外周360度を動画撮影します。この動画はクラウドストレージに移され、保険会社(あいおいニッセイ同和損保)と共有する仕組みです。

また、動画だけでなく静止画も撮影・保存することができます。ここでやり取りされる情報の機密性について、livepassは「パーソナライズ動画を通じたコミュニケーションでは、外部に情報が漏れる心配がありません」としています。

電話サポートは不要

この動画撮影により、損傷箇所の不正申告を防ぐだけでなく、電話サポートを不要にする効果も期待されているそうです。

損害状況を示す動画を迅速に共有することで、保険の契約者と保険会社の事故対応部門担当者双方の負担を軽減するといいます。

<参照>

あいおいニッセイ同和損保 | 保険金の不正請求抑止を目的とした事故・損害車両の撮影ツールとしてパーソナライズ動画の利用を開始