■広島が首位に立っていたが…

セ・リーグの優勝争いは8月終了時点で広島東洋カープが首位、2位巨人、3位阪神という順位に。広島が残り試合数が多く、巨人との直接対決がすべて本拠地で行われることから、かなり有利であると思われていた。

ところが広島が9月に入り、連戦連敗。巨人が3連戦に3連勝したことで優位に立ち、争いは巨人と阪神に絞られた。

阪神も9月前半は好調で、一時は首位巨人まで1ゲーム差に迫る。しかし首位巨人が確実に勝利を重ね、4年ぶりの優勝を勝ち取った。