ユベントス(イタリア1部)が、アスレティック・ビルバオ(スペイン1部)に所属するスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(22)の獲得に興味を持っているようだ。
ガーナ代表FWイニャキ・ウィリアムズを兄に持つニコは、アスレティック下部組織出身で2021年4月にトップチームデビュー。兄同様に抜群のスピードを生かしたドリブル突破を武器に昨季は公式戦37試合で8ゴール19アシストを記録した。
今夏に開催されたユーロ2024では母国の優勝に貢献したニコには今夏バルセロナ(スペイン1部)からの関心が盛んに取り沙汰されたものの、ビルバオ残留を決断。スペイン『Fichajes』によれば、バルセロナは今後の移籍市場でも今季もリーグ戦7試合で1ゴールを記録している同選手の獲得に再び乗り出すようだ。
しかし、スペイン代表FWには新たにユベントスも獲得に興味を持っているという。ユベントスは今夏にポルト(ポルトガル1部)からポルトガル代表FWフランシスコ・コンセイソンをレンタルで獲得したが、買取オプションは付随していないとみられている。
なお、ニコは自身の去就について「僕はもう1年ここにいることを決めたんだ。この夏はバカンスに入ったら、あまりに多くの噂話が出回ることになったね。その後、両親と兄とも話し合って、あと1年続けるべきだと判断したんだ。僕の心にあるのはアスレティックだ。未来に何が起こるのかは分からないとしてもね」と語っている。