守田英正 写真:Getty Images

 ポルトガル1部スポルティングCP所属MF守田英正は、10月に行われるFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選の日本代表に招集される見込み。2日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)PSVアイントホーフェン戦を控えるなか、現地では同選手のプレーや行動が話題になっている。

 川崎フロンターレ、CDサンタ・クララを経て、2022/23シーズンからスポルティングでプレーしている守田。2023/24シーズンにリーグ戦29試合の出場で2ゴール4アシストと、ポルトガル1部優勝に大きく貢献すると、今季もここまでリーグ戦7試合中5試合にスタメン出場と、中盤に欠かせない選手として存在感を発揮。9月27日のエストリル戦では今季初ゴールをマークしている。

 ルベン・アモリム監督から高い評価を受けている守田だが、エストリル戦では自ら放ったシュートがピッチサイドにいたカメラマンに直撃。幸いにもカメラマンは軽傷だったが、『ア・ボーラ』など複数のポルトガルメディアは「守田は意図せずカメラマンを殴った」とリポート。同選手は試合終了のホイッスルが鳴った直後、カメラマンに謝罪したが、その時の様子がSNSで公開されると、ファン・サポーターから好意的なメッセージが寄せられている。

 一方、守田とスポルティングの契約延長の可能性については、2023年秋から再三にわたり報じられてきたが、いまだに公式発表はなし。ポルトガル紙『O JOGO』は2024年6月に「守田は休暇明けに2026年6月から2028年6月まで契約期間を延長する予定」とした上で、年俸が50万ユーロ(約8400万円)から80万ユーロ(約1億3400万円)、契約解除金が4500万ユーロ(約71億円)から6000万ユーロ(約95億円)に引き上げられる可能性を伝えていた。しかし『ア・ボーラ』は9月6日に「契約延長交渉は保留中」とした上で、他クラブからの関心を報じている。