ブラジル代表 GKアリソン 写真:Getty Images

 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が、リバプール(イングランド1部)に所属するブラジル代表GKアリソン・ベッカー(31)の獲得に興味を持っているようだ。

 ブラジル代表として70キャップを数えるアリソンは2018年年夏にローマ(イタリア1部)からリバプールへ加入。それ以降、ビルドアップ能力の高さやシュートストップ技術の高さを武器にUEFAチャンピオンズリーグ制覇やプレミアリーグ優勝に大きく貢献してきた。

 今季もここまでリーグ戦5試合でゴールマウスを守り、3回のクリーンシートを達成しているアリソンはリバプールと2027年夏まで契約を結んでいるものの、今季終了後にサウジアラビアに移籍する可能性もあるという。そのなかで、イギリス『サン』によれば、今季からバイエルンを指揮するバンサン・コンパニ監督がアリソンを高く評価しているようだ。

 バイエルンは絶対的守護神である元ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーがコンディションに問題を抱えていることからアリソンの獲得にとても意欲的な模様。しかしながら、来夏にブラジル代表GKを獲得するとなれば、大金が必要になるようだ。

 なお、リバプールはアリソンの後継者としてバレンシア(スペイン1部)からジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュビリを今夏に補強。今季はバレンシアにレンタルという形で残留することになった同選手は今季のラ・リーガ8試合に出場して2回のクリーンシートを達成している。