リバプール(イングランド1部)が、ミラン(イタリア1部)に所属するアメリカ代表FWクリスチャン・プリシッチ(26)の獲得に興味を持っているようだ。
2017年夏に加入以降、絶対的エースとしてクラブのプレミアリーグ優勝に貢献してきたエジプト代表FWモハメド・サラーとの現行契約が残り1年となっているリバプール。近年の移籍市場で大物選手を引き抜いているサウジアラビア移籍の可能性が取り沙汰されたものの、実現することはなかった。
イタリア『カルチョ・メルカート』によれば、リバプールは契約満了でサラーが退団した場合の後釜候補の1人としてプリシッチをリストアップしている模様。ただ、チェルシーから移籍金2000万ユーロ(約31億7000万円)で加入した時よりも市場価値は2倍になっているため、交渉は容易ではないようだ。
それでも、メインターゲットであるレアル・マドリード(スペイン1部)でプレーするブラジル代表FWロドリゴ・ゴエスよりも大幅に安価な金額だという。リバプールは今夏にユベントス(イタリア1部)からイタリア代表FWフェデリコ・キエーザを獲得したこともあり、イタリア方面に注目しているようだ。
ボルシア・ドルトムント(ドイツ1部)でプロキャリアをスタートさせると、チェルシーでのプレーを経て2023年夏にミランへ移籍。昨季は右ウイングを主戦場にセリエA36試合で12ゴール9アシストを記録すると、今季もここまでリーグ戦6試合で4ゴール2アシストの数字を残している。