■「見てから余裕でした」(見てない)

世界中の格ゲーマーの「神」として崇められるウメハラ氏。そのエピソードは枚挙に暇がない。

中でも有名なものが、ウメハラ氏の人間離れした反応速度と読みの鋭さを象徴する「小足見てから昇竜余裕でした」であろう。

後にウメハラ氏自身が「言ってない」と否定し、本人によるコメントでなかったと判明したが、小足(しゃがみ弱キック)という発生が速い技を見てから「昇竜拳」という完全無敵技を合わせているようにしか見えないプレイの連続は見る者を圧倒し、世の格ゲーマーに「ウメハラならやりかねない」という、認識を持って受け止められた。

ゲーセンに現れたポスター、理解不能な1文に目を疑うも… 「イカれてて好き」と話題に
(画像=『Sirabee』より引用)

そしてウメハラ氏は、ついに今回「見てから」という工程すらをも超越することに成功。件のコメントは、意訳すれば「漫画見てないけど評価余裕でした」といったところだろうか。

この事実は世の格ゲーマーに多大なる衝撃を与え、前出のポストは投稿から数日足らずで4,000件以上ものリポストを叩き出す事態に。

Xユーザーからは「ウメハラがァ! うろ覚ェ!」「ある意味、作者への信頼だ」「ウソはつかないスタイル」「ウメハラは感想で遊ぶからな」「ウメちゃんイカれてて好き」など、ツッコミと称賛の声が多数寄せられていた。 なお、ポスト投稿主・大統領マルモリさんも、ポスター発見時の感想については「押切先生の新刊でるんだなあ…買うか…。おっ、ウメハラさんが推薦文書いてるんだ、と思いつつ、言ってることおかしくね? と感じました」と振り返っている。