NPO法人アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)とNPO法人AsiaCommons 亜洲市民之道が共同で開催する「日韓みらいスタディツアー」を11月1~5日(金~火)で実施します。

本ツアーは、韓国での現地体験を通じて、日本の学生や若者が歴史や市民活動を学ぶことを目的としています。

韓国市民との対話を通じて学ぶスタディツアー

ツアーは韓国・ソウルで開催され、韓国の市民や学生と交流しながら、日本の植民地時代・南北分断・市民活動と現代社会について深く理解する機会を提供するものだといいます。対象は高校生から30代までの若者で、4泊5日のスケジュールで進行する予定です。

さまざまなテーマに触れる体験型プログラム

このスタディツアーでは、植民地時代の歴史や南北分断の現場を訪問するほか、韓国多様性研究所のワークショップにも参加できるそうです。また、植民地歴史博物館を訪れ、強制労働問題に詳しい専門家から講義を受けることができるほか、南北分断の象徴ともいえる非武装地帯(DMZ)をジャーナリストの案内で巡る予定です。

ツアー中には、韓国の大学を訪れて学生と交流するプログラムも組み込まれており、個人旅行や一般的なツアーでは得られない深い体験を提供するとのことです。

ツアーは現地集合・解散

ツアーの参加費用は75,000円で、宿泊料金(男女別の相部屋)・講師やガイド料・食事代の一部・海外旅行保険料などが含まれているそうです。

ただし現地集合・解散であり、日本からソウルまでの航空券や一部の食事代などは別途必要です。

申込締切は10月11日(金)で、定員は12人、最少催行人数は8人となっています。

なお、ツアーには添乗員が同行しないため、現地では「日韓みらい若者支援事業」のスタッフがサポートを行います。パスポートの残存有効期間や査証の要件にも注意が必要とのことです。