チェルシー(イングランド1部)が、ミラン(イタリア1部)に所属するフランス代表GKマイク・メニャン(28)の獲得に興味を持っていたようだ。
今夏にビジャレアル(スペイン1部)からU-22デンマーク代表GKフィリップ・ヨルゲンセンを獲得したチェルシー。昨季の公式戦31試合でゴールマウスを守ったセルビア代表GKジョルジェ・ペトロビッチをストラスブール(フランス1部)に放出したなかで、今季から指揮を執るエンツォ・マレスカ監督はスペイン代表GKロベルト・サンチェスを1番手として起用している。
イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によれば、チェルシーは今夏にメニャンの獲得に興味を持っており、複数回にわたってミランにコンタクトを取ったという。しかし、ミランがフランス代表GKに移籍金8000万ユーロを要求したことから実現することはなかったようだ。
また、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)も関心を示していたというフランス代表GKはミランにとても満足しており、退団の意思がないとのこと。同選手の代理人はミランと新契約締結に向けた延長交渉を行なっているようだ。
フランス代表として14キャップを刻むメニャンはパリ・サンジェルマン下部組織出身で、2015年に加入したリールでのブレイクを経て、2021年夏にミラン入り。加入初年度からクラブのスクデット獲得に貢献すると、昨季はセリエA29試合でゴールマウスを守り、11度のクリーンシートを達成している。