マヌエル・ロカテッリ 写真:Getty Images

 ユベントス(イタリア1部)に所属するイタリア代表MFマヌエル・ロカテッリが、過去にアーセナル(イングランド1部)からのオファーを拒否したことについて後悔はないと語っている。

 ミランでトップチームデビューを果たした後、2018年夏に加わったサッスオーロで評価を高めたロカテッリは2021年夏からユベントスでプレー。高いパス精度と優れたボールコントールを武器に初年度からレギュラーに定着すると、昨季もセリエA36試合で1ゴール4アシストを記録した。

 そんなロカテッリはサッスオーロでの活躍が認められ、2021年夏にはアーセナルも関心を示していたとされている。同選手はイタリア『トゥット・スポルト』のインタビューでアーセナル移籍を断ったことについて後悔しているかと問われると、「ノーだね」と述べた。

 しかし、イタリア代表MFは直近2年間でプレミアリーグ2位に終わっているアーセナルについては「僕はフットボールを見るのが大好きだし、彼らの試合を見るのも好きだ。(ミケル・)アルテタ監督を尊敬している」と言及。アーセナルの試合を見ていることを明かし、スペイン人指揮官へのリスペクトも語った。

 なお、ロカテッリは「人としても選手としても大きく成長した。この3年間で僕はより一貫性を持たないといけなかった。僕はツテに自分自身に疑問を持っているので、改善するためにあと1年残っている。そのために毎日ここにいるんだ」とユベントスでの日々についてコメントしている。