イングランドでカラバオカップの3回戦が現地時間9月25日に行われ、日本代表キャプテンMF遠藤航の所属するリバプールは、ホームのアンフィールドにウェストハム・ユナイテッドを迎え5-1で圧勝した。リバプールのアルネ・スロット監督は、この試合でレギュラー組を外しターンオーバーを採用。新加入のFWフェデリコ・キエーザらと共に遠藤も今2024/25シーズン初のスタメン入りを果たした。
しかし、遠藤は特に前半は中々ボールに絡めない時間が続き、チームも守備陣に何か落ち着きが見られなかった。そんな中に迎えた前半20分のウェストハムのコーナーキック時、競り合いのこぼれ球をクリアした遠藤だったが、なんと味方の21歳新星DFジャレル・クアンサーに当ててしまいオウンゴールを献上した。
このプレーが響いたのか地元メディア『Liverpool ECHO』は試合後の選手寸評で遠藤に5点と厳しい評価を与え、「かなりの数のデュエルを制したが、パスワークは必ずしも先進的ではなかった。ウェストハムの攻撃時にクリアを試みたが、クアンサーに当たってゴールに入ってしまい、純粋なパニックだった」と評している。
一方で、この評価にファンからは多数の反対意見が寄せられている。「遠藤は素晴らしかった」「遠藤が5?彼はボールの素早いリカバリーをよくやった」「遠藤は間違いなく5点以上に値する」「他の人たちと同意見だ。遠藤は少なくとも7点に値する。物事をうまく進め、粘り強くプレーした」
スロット監督が今回の試合でどのような評価を遠藤に下したのかは定かではないが、長いシーズンを乗り切るうえで遠藤の力が必ず必要になる時がくることを期待したい。