久保建英 写真:Getty Images

 レアル・ソシエダ所属MF久保建英には、以前からステップアップ移籍の可能性が。MF遠藤航所属リバプールからの関心も報じられているが、ソシエダと日本代表に関する本人の発言がクローズアップされている。

 今季序盤にイマノル・アルグアシル監督と関係悪化の可能性が取りざたされていた久保。ここまでリーグ戦7試合の出場で1ゴールを挙げるなど、今季も主力選手として活躍している。しかしチームはラ・リーガ第7節終了時点で1勝2分4敗と16位に低迷。9月21日の第7節バリャドリード戦で0-0と引き分け、4戦連続ノーゴールと深刻な得点力不足に陥っている。

 それだけにインターネット動画配信サービス『DAZN』で26日配信開始の「内田篤人のフットボールタイム」でも、同選手のパフォーマンスや所属クラブの低迷ぶりが話題に。日本代表OBの内田篤人氏は「チーム状況が悪い時、攻撃の選手は(チームの成績が)自分のパフォーマンスに関わる。どうしても試合自体が安定しないと。4試合連続で(無得点)となると難しい」と私見を述べる。

 すると元Jリーガーの安田理大氏も、「これでチームが16位とかだったら、本人ももう少し上位のチームに行きたいとかなってくる」と移籍の可能性に言及。番組MCの野村明弘アナウンサーは「ソシエダの状態が悪いので、日本代表がすごく良いし、楽しいという話をされていた」と情報を付け加えると、安田氏は「そんなこと言っていいの?」と言葉を返した。

 なおソシエダのチーム状況や久保の去就を巡っては、スペインメディア『elgoldigital』が18日に「2025年がクラブにとって変化の年となる可能性がある」とリポート。2024/25シーズン限りでのアルグアシル監督退任説を唱えたほか、久保をはじめ複数の主力選手が移籍する可能性を指摘している。