1.6L直3ターボユニットは最高出力304ps、最大トルク400Nmまで向上

トヨタは8月、高性能ハッチバック「GRカローラ」改良新型を米国で発表したばかりだが、カモフラージュがされた謎のプロトタイプをスクープ班のカメラが初めて捉えた。

改良新型では、8速オートマチックトランスミッションと、アップグレードされたエンジンを採用したが、さらなる改良モデルが計画されているのだろうか。

プロトタイプのフロントエンドは、コーナー給気口が変更され、中央エアインテーク上部がクローズド、下部のバーが太くなっているようだ。側面を見ると後部フェンダーにボディ色の偽装が見られる。またリアエンドでは、トヨタのエンブレムが黒塗りされているほか、車名バッジも隠されている。

8月の改良新型では、冷却と空力特性を改善する新しいフロントバンパーが搭載されている。また、ローンチコントロール、新しい内装仕上げ、リバウンドスプリングを備えた改良型サスペンション、更新されたリアコイルとスタビライザーも追加している。

注目は1.6L直列3気筒ターボエンジンがアップグレードされ、最高出力304ps、最大トルク400Nmを発揮、30Nmの増加となったことだ。

現段階ではこのプロトタイプの正体は不明だが、さらなる改良モデル、またはスペシャルモデルの可能性が噂されている。どちらにしても、初期プロトタイプのため、今後さらなる情報を入手次第、お伝えしていこう。

文・CARSMEET web編集部/提供元・CARSMEET WEB

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