AIを用いた衛星画像の分析により、これまで発見されていなかったナスカの地上絵がなんと303点も発見された。
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今回の発見は日本の山形大学が行っているプロジェクトによるもので、23日月曜日に発表された論文でその詳細が明らかにされた。 論文によれば、衛星画像では人間の目には見えなかったかすかな形を発見し、明確にすることができる高度なAI技術を駆使することで、埋もれていた新たな地上絵を記録することができたという。 今回発見された地上絵のはまるで漫画を思わせるような人型や様々な動物を描いたものが多く、中にはナイフを振り回すシャチのような絵もあるとか。
今回、既に発見されているナスカの地上絵を加えて分析することで、小さくて豊富な浮き彫り型の作品と、より大きな線型の作品の間に顕著な区別ができたという。 分析の結果後者は人型が多く、前者は野生動物が多いことがわかった。 さらにレリーフ型は小道に沿って描かれ、小道を利用する人々を楽しませるための落書きのようなものであるのに対し、大型のライン型はその希少性と分布から儀式的なものであった可能性が示唆されているという。
いずれにせよ、ナスカの大地にはまだ人知れず埋もれている地上絵があると考えられている。これらの地上絵の分析を重ねることで、地上絵の謎が解かれていくのかもしれない。
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提供元・TOCANA
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