バルセロナ(スペイン1部)が、ポルト(ポルトガル1部)に所属するポルトガル代表GKディオゴ・コスタ(25)の獲得に興味を示しているようだ。
ハンジ・フリック新監督のもとで今季のラ・リーガで開幕から7連勝を達成しているバルセロナ。しかし、5-1で快勝した22日のラ・リーガ第6節ビジャレアル(スペイン1部)戦で主将であるドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが右ヒザの負傷で8ヶ月の離脱となってしまった。
昨季限りで現役を引退した元ポーランド代表GKボイチェフ・シュチェスニーの獲得が迫っているなかで、スペイン『ムンド・デポルティーボ』によれば、来年4月で33歳になるテア・シュテーゲンの後継者としてバルセロナが最も好んでいるのはコスタだという。
バルセロナはポルトガル代表GKが将来的にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で優勝争いできるクラブへの移籍に前向きだと考えているようだ。しかし、2027年夏までポルトと契約を結んでいる同選手の市場価値は4500万ユーロ(約72億7000万円)であり、いつものように金銭面での問題があるため、来夏まで契約を検討することは現実的ではないようだ。
ポルト下部組織出身のコスタは2019年にトップチーム昇格を果たすと、以降は高いシュートストップ技術と高いビルドアップ能力を武器に守護神に君臨。昨季は公式戦45試合でゴールマウスを守ると17回のクリーンシートを達成した。