1945年に米ニューメキシコ州でUFO墜落事件が発生、米軍がUFOを回収した上、事件の隠蔽を図っていたという。2021年に英「The Sun」など、複数メディアが「もう一つのロズウェル事件」という見出しとともに報じている。
事件があったのはUFO史上最も有名なロズウェル事件の2年前、1945年7月のことだった。場所はニューメキシコ州ホワイトサンズ――同月、人類初の核実験であるトリニティ実験が行われた場所からほんの20マイル(約32キロ)ほどのところだという。目撃者によると、嵐でアボカドのような形をした数トンもの重さの物体が空から墜落してきたのだという。それを知った米陸軍が回収にやってきて、ほぼ無傷だった物体は乗組員共々、どこかに運ばれて行ったそうだ。
この衝撃の事実を明らかにしたのは、イタリアのジャーナリストであるパオラ・L・ハリス氏とフランス出身の情報学者ジャック・F・ヴァレ氏だ。2人は2021年5月に上梓した著書『TRINITY: The Best-Kept Secret』の中で、目撃者の証言をはじめとした事件に関する様々な調査結果を示している。
2人の調査によると、この事件について触れた文献は非常に少ない上、記述も少なく、ドキュメンタリー番組で取り上げられたのもたった1回だけだという。その背後には米軍による隠蔽工作があったようだ。UFOが墜落した土地の当時の所有者で、陸軍による回収作業を目撃した3人も、報復を恐れて実に60年間も口をつぐみ続けてきたのである。
この一件で特に興味深いのは、トリニティ実験とUFO墜落の時期がほぼ一致していることだ。核施設の周辺にUFOが頻繁に現れたり、誘拐された人間が核の扱いについてエイリアンの警告を受けたりすることはよく知られた事実だ。トリニティ実験の成功を見届けたエイリアンが、その後地球への監視を強化したという可能性もある。
『TRINITY: The Best-Kept Secret』はカナダの元国防相ポール・ヘリヤー氏や米国の元国防次官補クリストファー・メロン氏らからも絶賛されており、「米政府がエイリアンの技術の物理的証拠を隠蔽していると信じる新たな理由である」との推薦文も寄せられている。
折しも米国では国防総省によるUFOファイルの機密解除が迫っている。一部報道によれば、今回機密解除される中に「UFOがエイリアンの乗り物だという証拠」は含まれないというが、今更そんな話を信じる者はいないだろう。真実が明かされることを願いたい。
参考:「The Sun」、「Express」、ほか
※当記事は2021年の記事を再編集して掲載しています。
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提供元・TOCANA
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