ルーマニア北西部、大都市クルジュ=ナポカの東に位置するホィア・バキュー・フォレストは、「呪われた森」として有名な場所だ。そこでは様々な怪奇現象がたびたび報告されており、幽霊やUFOの目撃も絶えないという。また、地元には200匹もの羊の群れが突然消えたという伝説が残っているそうだ。今回はこのホィア・バキューで起きた不思議な現象や噂をご紹介する。
1. 幽霊の目撃
ホィア・バキューでは幽霊の目撃が絶えない。不気味な影や怪しげな光が目撃されているほか、多数の心霊写真が撮影されている。噂によれば、かつて森の近辺で農民が虐殺されるという事件があり、その霊たちが今も森の中をさまよっているということだ。
- UFOの出現
幽霊だけでなく、UFOも多数目撃されている。ホィア・バキューの中には、なぜか木が全く生えていない場所があるのだが、その空き地はUFOの目撃スポットとされている。
- 森の中から石を投げてくる
ホィア・バキューではどこからともなく、人や車に向かって石が飛んでくることがあるという。だが、周囲を調べても誰もおらず、誰が石を投げつけているのかはわからない。
- 肌を傷つけられる
森の中にいる“何者”かは、石を投げつけるだけでなく、人々に直接危害を加えることもある。森を歩いていて枝葉にぶつかった覚えはないのに、いつの間にか肌に引っかき傷ができているという。
- 森に入ると気分が悪くなる
森の中に足を踏み入れた人々の中には、突然の体調不良を訴える者も多い。番組の企画で訪れた日本の芸能人も撮影中に体調を崩し、早々に撤退したという話がある。
- 奇妙な動物たちの存在
ホィア・バキューではこれまで報告されていないような、奇妙な動物たちが目撃されている。それらは突然森の中に現れ、忽然と消えるとのことだ。
- 電子機器が誤作動する
森の中に電子機器を持ち込むと、誤作動を起こしたり動かなくなったりするという。原因はわからず、どういうわけか外に出ると普通に動きだすそうだ。
- 不気味な笑い声
ホィア・バキューは街の喧騒を離れたひっそりとした閑静な場所なのだが、不気味な笑い声が聞こえたという報告は多い。人気はないのに突然大声が聞こえたり、恐ろしい笑い声が響きわたったりするそうだ。
- 森の中に誰かいる
ホィア・バキューの森には誰かがいる……。地元では昔から森の中から視線を感じる、誰かに見張られているような感じがするという話が絶えないという。前述の通り、この場所では石を投げられたり肌を傷つけられたりという体験談も多く、目に見えない何者かが森の中に存在するのかもしれない。
- 森自体の異常
この森の木々には明らかな異常が見られるという。例えば、全く木々の生えない空き地があったり、場所によって生育状況がまちまちだったりと植物学的な異常が見られるという。ちなみに、ホィア・バキューの森だとして根元がぐにゃっと曲がった木々が立ち並んだ写真がよく使われているが、これはポーランドにある別の森である。
不気味な伝説や超常現象の報告の多いホィア・バキュー・フォレストであるが、地元ではトレッキングやハイキングコースとして親しまれている場所でもある。現地のNGO「Hoia-Baciu Project」では散策用の地図を配布しているほか、ガイドツアーも行っているそうだ。ルーマニアのバミューダトライアングルとまで語られる不思議な森ホィア・バキュー、オカルト好きならば一度は行ってみたい場所である。 参考:「Hoia-Baciu Project」、ほか
※当記事は2019年の記事を再編集して掲載しています。
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提供元・TOCANA
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