■一番好きだと感じたそうめんは…
3種の中で、記者がもっとも良いと思ったのは和敬物産「讃岐そうめん」。108円で300gと大ボリュームなのが特徴だ。
小麦っぽさが強いものの、ぬめりはしっかりと取っているので、使うめんつゆさえおいしければちゃんとおいしく食べられる。
「島原素麺」も同じくらいの味だったが、250gと若干量が少ないことから、「讃岐そうめん」を一番に選んだ。どちらも108円でこのクオリティは庶民の味方といえる。
とはいえ「揖保乃糸」などの高い素麺と比べると味は劣る。そもそも比較するのが野暮な話ではあるが、「揖保乃糸」をはじめとした手延そうめんとの違いは「食用植物油」が入っていないこと。いわゆる安いそうめん全般に言われがちな「食感の悪さ」は、油が入っていないからだという。