<TOP画像:大きな旗が特徴的な動物園のメインエントランス>

旅行でニュージーランドを訪れた際に是非行って欲しいのが、オークランド動物園。ニュージーランド最大級のオークランド動物園には130種、2,800頭を超える動物が生息しています。

野生ではほとんど見ることのできない、ニュージーランドの国鳥、キウイを見ることができるのも特徴のひとつです。今回は、そんなオークランド動物園の魅力について紹介していきます。

目次

  1. オークランド動物園の歴史
  2. オークランド動物園へのアクセス
  3. 世界中の動物達を5つのエリアごとに分けた園内
  4. 動物園の目玉!キウイに会いに行こう
  5. まとめ

オークランド動物園の歴史

1905年、起業家によってニュージーランド初の動物園が設立されました。その後、1912年に拠点をオネフンガという地域に移り、さらにその10年後の1922年、ウェスタンスプリングにて、現在も続くオークランド動物園がオープンしました。動物は世界中から集められ、今ではニュージーランド最大級の動物園となりました。

オークランド動物園へのアクセス

オークランド動物園へは、バスを使って行くのがおすすめです。オークランド市内中心部から、複数のバスが動物園まで出ています。そのバスに乗り、中心部から約15分のAuckland Zooというバス停で降ります。バス停からは画像のような看板が見えるので、矢印の方向に向かって7分ほど歩くと、入り口が見えてきます。

【ニュージーランド】国鳥キウイに会える!オークランド動物園の魅力
(画像=『たびこふれ』より引用)

<バス停を降りてすぐの交差点にある看板>

駐車場もあるため、車で行くことも可能ですが、通勤や帰宅の時間帯は周辺道路がかなり混雑します。また、土日は駐車場が埋まってしまうこともあるので、注意が必要です。

世界中の動物達を5つのエリアごとに分けた園内

オークランド動物園は、国や地域別にアフリカンサファリエリア、東南アジアジャングルエリア、南アメリカ熱帯雨林エリア、オーストラリア未開拓エリア、そして、ニュージーランドエリアの大きな5つのエリアとアジア象のいる小さなエリアに分かれています。それぞれのエリアで雰囲気が全く違うので、その違いを楽しんでみてください。

入り口から1番近いのがアフリカサファリエリアです。入ってすぐに大きな象のフォトスポットがあり、そのすぐ横がこのエリアの入り口です。

【ニュージーランド】国鳥キウイに会える!オークランド動物園の魅力
(画像=『たびこふれ』より引用)

<入園してすぐ目に入る大きな象>

進んでいくと、キリンやシマウマ、ダチョウなどが広いトラックに一緒にいる姿を見ることができます。高い位置から動物達を見ることができ、運が良ければ近くまでキリンが寄ってくることも。

【ニュージーランド】国鳥キウイに会える!オークランド動物園の魅力
(画像=『たびこふれ』より引用)

<広々としたサファリトラック>

広いトラックを抜けて、ドアを通り過ぎると可愛らしいミーアキャットを見ることのできるエリアに出ます。そこをさらに抜けると、見えてくるのが、ライオンのエリアです。

ライオンのエリアはガラスの壁などはなく、ライオンとの間を隔てるのは低い柵と池しかありません。そのため、簡単に飛び越えてこちら側にくるのではないか...というほどの迫力があります。

【ニュージーランド】国鳥キウイに会える!オークランド動物園の魅力
(画像=『たびこふれ』より引用)

<迫力満点のライオンがすぐそこに>

アフリカンサファリエリアを抜けると、次にニュージーランドのエリアに入ります。ニュージーランドといえば、さまざまな種類の野鳥が生息していることも特徴で、ガイドブックにも度々登場します。そんなニュージーランドの鳥達を一度に見ることができるエリアです。

外から眺めるのではなく、実際に鳥達が住む森の中に入ることができるのが、このエリアの大きな特徴。また、ニュージーランドの国鳥、キウイが見ることのできるのもこのエリア。キウイに関しては、後ほど詳しく説明していきます。

【ニュージーランド】国鳥キウイに会える!オークランド動物園の魅力
(画像=『たびこふれ』より引用)

<ニュージーランド固有のKEAを間近で見ることもできる>

ニュージーランドエリアを抜けると、東南アジアジャングルのエリアに入ります。ここでは、トラやカワウソ、オランウータンなどを見ることができます。特に、オランウータンのエリアには高い柱と綱が設置され、運がよければオランウータンが綱を渡っている様子を見ることができます。

【ニュージーランド】国鳥キウイに会える!オークランド動物園の魅力
(画像=『たびこふれ』より引用)

<綱を渡るオランウータン>

東南アジアジャングルのエリアを抜けると、オーストラリア未開拓エリアの入り口が見えてきます。ここでは、絶滅危惧種でもあるタスマニアンデビルを見ることができます。他にも、エミューなどのオーストラリアを代表する動物たちを見ることができます。

【ニュージーランド】国鳥キウイに会える!オークランド動物園の魅力
(画像=『たびこふれ』より引用)

<可愛らしい顔とは裏腹に鋭い歯を持つタスマニアンデビル>

最後に紹介するのは南アメリカ熱帯雨林のエリアです。ドーム状の建物に入るとすぐに、熱帯雨林を再現したような暑くジメジメとした空気に包まれます。ここでは、ワニや肉食魚のピラニアを見ることができます。他にも、東南アジアジャングルエリアとは違った猿達の様子を見ることができます。

動物園の目玉!キウイに会いに行こう

オークランド動物園を訪れた際には、必ず立ち寄ってほしいのがニュージーランドの国鳥、キウイを見ることのできるエリアです。キウイは、絶滅危惧種にも指定されている貴重な鳥で、現在も保護活動が積極的にされています。ちなみに、ニュージーランドでは、ニュージーランド人のことをこの鳥にちなんでキウイと呼んでいます。

【ニュージーランド】国鳥キウイに会える!オークランド動物園の魅力
(画像=『たびこふれ』より引用)

<この看板の先にキウイのエリアが>

キウイは夜行性のため、昼夜逆転した暗い部屋の中からその様子を伺います。長いくちばしで地面をつつく姿や二足歩行で走る姿は見ているだけで癒されます。キウイはとても臆病な動物のため、写真などの撮影はOKですが、フラッシュなどは驚かせてしまうため禁止です。

【ニュージーランド】国鳥キウイに会える!オークランド動物園の魅力
(画像=『たびこふれ』より引用)

<この扉の向こうにきキウイが!>

まとめ

オークランド動物園は動物たちを間近で見ることのできる、ニュージーランド最大級の動物園です。国鳥のキウイをはじめ、日本では見ることのできない動物がたくさん。ガラスの壁や柵が少なく、開放的な園内は、まるで自分が動物の住む世界に入り込んだような感覚になります。

家族連れでも、大人だけでも楽しむことのできるオークランド動物園、ニュージーランドに訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。

Auckland zoo

住所:Motions Rd, Western Springs, Auckland 1022 New Zealand
電話:+64 9 360 3805
営業時間:9:30〜16:30(サマータイムは9:30〜17:30)
料金:大人1人あたり29ニュージーランドドル〜(日によって変動)

文・写真・みあ/提供元・たびこふれ

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