シボレー・コルベットの限定モデル「シルバーフレイムシリーズ」が日本で発売。V8エンジンのヘッドカバーをスターリングシルバーで彩ったうえで、クーペではビジブルカーボンファイバーの装飾パネルをエンジンを囲うように施し、コンバーチブルではルーフ開閉時にエンジンヘッドを垣間見ることができるクリアウィンドウ付エンジンベイパネルを採用。販売台数は計40台の限定

 ゼネラルモーターズ・ジャパンは2024年9月18日、シボレー・ブランドの旗艦スポーツカーであるコルベットに特別仕様車の「シルバーフレイムシリーズ(SILVER FLAME SERIES)」を設定し、同日より販売を開始した。販売台数は計40台の限定だ。

スターリングシルバーのエンジンカバーを採用したシボレー・コルベットの限定モデルが日本上陸
(画像=▲シボレー・ブランドの旗艦スポーツカーであるコルベットに特別仕様車の「シルバーフレイムシリーズ(SILVER FLAME SERIES)」を設定。販売台数は計40台の限定、『CAR and DRIVER』より引用)

車種展開および販売台数は以下の通り。

■エクステリアカラー:アクセラレートイエローメタリック

クーペ3LT:1770万円(販売台数10台)

コンバーチブル:1920万円(販売台数10台)

スターリングシルバーのエンジンカバーを採用したシボレー・コルベットの限定モデルが日本上陸
(画像=▲シボレー・コルベット「シルバーフレイムシリーズ」クーペ3LT エクステリアカラー:アクセラレートイエローメタリック 価格:1770万円 販売台数は10台限定、『CAR and DRIVER』より引用)
スターリングシルバーのエンジンカバーを採用したシボレー・コルベットの限定モデルが日本上陸
(画像=▲シボレー・コルベット「シルバーフレイムシリーズ」コンバーチブル エクステリアカラー:アクセラレートイエローメタリック 価格:1920万円 販売台数は10台限定、『CAR and DRIVER』より引用)

■エクステリアカラー:カーボンフラッシュメタリック

クーペ3LT:1770万円(販売台数10台)

コンバーチブル:1920万円(販売台数10台)

スターリングシルバーのエンジンカバーを採用したシボレー・コルベットの限定モデルが日本上陸
(画像=▲シボレー・コルベット「シルバーフレイムシリーズ」クーペ3LT エクステリアカラー:カーボンフラッシュメタリック 価格:1770万円 販売台数は10台限定、『CAR and DRIVER』より引用)
スターリングシルバーのエンジンカバーを採用したシボレー・コルベットの限定モデルが日本上陸
(画像=▲シボレー・コルベット「シルバーフレイムシリーズ」コンバーチブル エクステリアカラー:カーボンフラッシュメタリック 価格:1920万円 販売台数は10台限定、『CAR and DRIVER』より引用)

 本年3月に発売した「エディション・サーヴⅠ(EDITION CERV I)」および「ヘリテージ・エディション(HERITAGE EDITION)」、本年7月に発売した「レッドフレイムシリーズ(RED FLAME SERIES)」に続く、コルベットの限定モデル第3弾となる「シルバーフレイムシリーズ」は、初代コルベット(C1)に搭載されたエンジンのラジエーターサブタンクが印象的なシルバーであったことに敬意を表し、スターリングシルバーのエンジンカバーを纏った“LT2”V8エンジンを採用したことがトピック。また、クーペではビジブルカーボンファイバーの装飾パネルをエンジンを囲うように施し、コンバーチブルではルーフ開閉時にエンジンヘッドを垣間見ることができるクリアウィンドウ付エンジンベイパネルを配備して、美しい輝きを放つシルバーフレイムエンジンを愛でることができるようアレンジする。トップ部はクーペにLED照明付きSMCルーフパネルを、コンバーチブルにリトラクタブルハードトップ(カーボンフラッシュメタリックナセル/ボディカラーウィンドシールドヘッダー/Aピラー/ルーフパネル/トノーパネル)を組み込んだ。

スターリングシルバーのエンジンカバーを採用したシボレー・コルベットの限定モデルが日本上陸
(画像=▲スターリングシルバーのエンジンカバーを纏った“LT2”V8エンジンを採用。クーペではビジブルカーボンファイバーの装飾パネルをエンジンを囲うように施す、『CAR and DRIVER』より引用)
スターリングシルバーのエンジンカバーを採用したシボレー・コルベットの限定モデルが日本上陸
(画像=▲コンバーチブルではルーフ開閉時にエンジンヘッドを垣間見ることができるクリアウィンドウ付エンジンベイパネルを配備、『CAR and DRIVER』より引用)

 ボディカラーごとにシルバーフレイムシリーズの概要を紹介していこう。

 まず、長年に渡りコルベットがレースカーで使用してきた伝統のイエローを現代的に再現したアクセラレートイエローメタリックを纏う仕様は、通常のイエローでは表現できない特別色ならではの上質な発色に加えて、ブラックのエクステリアアクセントをボディ各所に効果的に配して、限定モデルならではの特別感を創出。さらに、クロームエクステリアバッジパッケージ(エンブレム/ネームプレート)や5-オープンスポーク カーボンフラッシュペインテッド マシンドエッジ アルミホイール、イエロー塗装ブレーキキャリパーなどを特別装備してスペシャル感を際立たせた。

スターリングシルバーのエンジンカバーを採用したシボレー・コルベットの限定モデルが日本上陸
(画像=▲アクセラレートイエローメタリックのボディカラーにクロームエクステリアバッジパッケージ(エンブレム/ネームプレート)を装備、『CAR and DRIVER』より引用)
スターリングシルバーのエンジンカバーを採用したシボレー・コルベットの限定モデルが日本上陸
(画像=▲足もとには5-オープンスポーク カーボンフラッシュペインテッド マシンドエッジ アルミホイールとイエロー塗装ブレーキキャリパーを装着、『CAR and DRIVER』より引用)

 インテリアについては、イエローのボディカラーとの美しいコントラストが映えるスカイクールグレー/ジェットブラックの2トーン内装色を採用。ここに、ステルスインテリアトリムパッケージ(スピーカーグリル/エアベント/コンソールトリムプレート)およびカーボンファイバーインテリアトリムやスポーツレザーステアリングホイールなどを配備する。シートにはパーフォレーテッドナパレザーインサートのGT2バケットシートを装着し、合わせてイエローのシートベルトを組み込んだ。

スターリングシルバーのエンジンカバーを採用したシボレー・コルベットの限定モデルが日本上陸
(画像=▲インテリアにはイエローのボディカラーとのコントラストが映えるスカイクールグレー/ジェットブラックの内装色を採用。シートにはパーフォレーテッドナパレザーインサートのGT2バケットシートを装着し、合わせてイエローのシートベルトを特別装備する。日本導入モデルのハンドル位置は右、『CAR and DRIVER』より引用)

 一方でカーボンフラッシュメタリックのボディカラーは、従来のソリッドブラックとは一線を画すメタリックペイントならではの輝きを放ち、ここにコルベットのサーキットパフォーマンスを象徴するスターリングシルバーのフルレングスデュアルレーシングストライプを施して、限定モデルならではの個性を主張する。また、クロームエクステリアバッジパッケージ(エンブレム/ネームプレート)や5-オープンスポーク カーボンフラッシュペインテッド マシンドエッジ アルミホイール、ブライトレッド塗装ブレーキキャリパーなどを特別装備してプレミアム感を強調した。

スターリングシルバーのエンジンカバーを採用したシボレー・コルベットの限定モデルが日本上陸
(画像=▲カーボンフラッシュメタリックのボディカラーにはスターリングシルバーのフルレングスデュアルレーシングストライプやクロームエクステリアバッジパッケージ(エンブレム /ネームプレート)を配備、『CAR and DRIVER』より引用)
スターリングシルバーのエンジンカバーを採用したシボレー・コルベットの限定モデルが日本上陸
(画像=▲足もとには5-オープンスポーク カーボンフラッシュペインテッド マシンドエッジ アルミホイールとブライトレッド塗装ブレーキキャリパーを装着、『CAR and DRIVER』より引用)

 インテリアに関しては、シックかつ上質なスカイクールグレーの内装色を基調に、ステルスインテリアトリムパッケージ(スピーカーグリル/エアベント/コンソールトリムプレート)およびカーボンファイバーインテリアトリムやスポーツレザーステアリングホイールなどを特別装備。シートにはパーフォレーテッドナパレザーインサートのGT2バケットシートを配備し、合わせてレッドのシートベルトを装着した。

スターリングシルバーのエンジンカバーを採用したシボレー・コルベットの限定モデルが日本上陸
(画像=▲インテリアにはシックかつ上質なスカイクールグレーの内装色を採用。シートにはパーフォレーテッドナパレザーインサートのGT2バケットシートを配備し、合わせてレッドのシートベルトを装着する。日本導入モデルのハンドル位置は右、『CAR and DRIVER』より引用)

 縦置きにミッドシップ搭載されるパワーユニットは基本的に通常モデルと共通で、“LT2”6156cc・V型8気筒OHV直噴VVTエンジン(最高出力502ps/6450rpm、最大トルク637Nm/5150rpm)を採用。トランスミッションには8速DCTを組み合わせている。

スターリングシルバーのエンジンカバーを採用したシボレー・コルベットの限定モデルが日本上陸
(画像=▲パワートレインは基本的に通常モデルと共通で、“LT2”6156cc・V型8気筒OHV直噴VVTエンジン(502ps/637Nm)+8速DCTを搭載、『CAR and DRIVER』より引用)

提供元・CAR and DRIVER

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