学生時代に「熱心に指導してくれる教師」と出会った人は幸運だ。教科ごとの得手不得手も、教師の人柄や指導力に影響されることがあるからだ。ある教師と生徒たちの話題を『GOOD NEWS NETWORK』や『The Guardian』が報じている。
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■「2024年にみんなで観測しよう」
遡ること46年前の1978年、当時22歳だったパトリック・モリアーティーさん(68)は、アメリカ・ニューヨーク州ウェブスターの中学校で、理科教師として勤務していた。
そして皆既日食について教えていた際、当時の生徒たちに「次の日食は2024年の4月8日だよ。この日にみんなで集まって観測しようよ」と話したそうだ。
さらに「近くなったら地元の新聞紙に載せるよ」と言ったものの、生徒たちは「半世紀も先のこと、わからないよ」と笑って受け流したという。