2024年4月8日、北アメリカ大陸を横断する皆既日食が発生し、メキシコ北部の西海岸からカナダのニューファンドランド島まで、広範囲な地域で神秘的な日食が観測された。
多くの人々が楽しみにしていた今回の日食だが、発生前には「大地震が起こる」「大規模な停電が発生する」「新世界秩序をもたらすために何かが計画されている」など、それっぽいものから意味不明なものまで、数々の噂や陰謀論が渦巻いていた。
もちろん、今回の日食で人々の生活に影響が出るような大きな事件や災害などは発生しなかったわけだが、実はその裏でひとつの重大な“事故”が発生していた。
日食の中継を行うニュース番組で絶対に映ってはならないモノが映ってしまったのである。
4月8日、メキシコのメディア企業「RCG Media」のニュース番組「24/7」では、日食の様子をライブ中継していた。
番組の途中、視聴者が撮影した日食の動画を紹介するコーナーで事件は起きた。なんと、太陽を遮る月ではなく、太陽を遮る“睾丸”が映し出されたのである。
動画からニュースキャスターが動揺している様子がうかがえる。もちろん動画はすぐに画面から消され、男性キャスターはこの動画は視聴者から投稿されたものであることを説明し謝罪した。
日食を楽しみにしていた視聴者は、月ではなく睾丸による日食を観測させられたわけだが、実はこの「睾丸日食」が観測されたのは今回が初めてではない。2019年にチリで日食が観測された際、インスタグラムにも今回と同様の動画が投稿されたという。
さらにアメリカのヘヴィメタル・バンド「モトリー・クルー」のドラマー、トミー・リーも今回の日食が話題になる中、自身のインスタグラムに睾丸日食の動画をアップロードするという奇怪な行動をとっている。トミー・リーの動画に現れた睾丸が彼本人のものかは不明だが、動画は日食が終わるよりも早いスピードで削除されたようだ。
今回のメキシコでの睾丸日食事件では、放送前に映像をチェックしなかったとしてRCG Mediaを批判する声も多くあがっている。日本のテレビでは考えられないような事件ではあるが、次に皆既日食が起こる時、世界のどこかでまた睾丸日食が観測されるのかもしれない。
参考:「New York Post」、「Mirror」ほか
文=渡邊存瀰
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提供元・TOCANA
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