■犯人は幼い少女2人
警察が捜査を行うと、瓶を投げ落としたのは、32階の客室に宿泊していた12歳と11歳の少女と判明。当時ふたりは保護者とともに滞在中だった。
12歳の少女は危険を犯した罪で起訴されたものの、11歳の少女は年齢を理由に起訴されていない。
また警察によると、ふたりの保護者は「ノーコメント」を貫いており、その場にいたもう1人の子供と保護者も逮捕したという。
■「爆発か銃撃かと思った」
周辺を歩いていた人は「ものすごい音がして、爆発か銃撃だと思いました」と、当時の恐怖を明かしている。
また別の人は「32階から投げられたガラスの瓶が頭に当たれば、普通は命を落とすでしょう。怪我で済んで良かったです」と語り、女性の無事に安堵した。
捜査のため、警察は周辺の道路を1時間以上にわたり閉鎖。多くの観光客が行き交う場所とあって、一帯はかなり混乱した模様だ。