ハーバード大学の天文学者であるアヴィ・ローブ博士は、海底で発見された謎の微小金属球について「紛れもなくエイリアン由来のものである証拠が出てきた」と発表して注目を集めている。
2017年に発見され、太陽系の側を通っていった恒星間天体オウムアムア。葉巻型で内部に熱源が存在することから、オウムアムアについては巨大UFO説も出てきていた。現在では太陽系外から飛来した小惑星と考えられているが、今でもエイリアンの造り出した巨大な宇宙船だと信じている人も少なくない。前述したローブ博士もその一人で、彼は他の恒星間天体を発見し、その破片の一部でも手に入れることができれば自身の仮説を立証できると述べていた。そして彼は実際に海中に落下したと考えられている恒星間天体の捜索に着手。2023年6月、調査の結果海底から「人間が作った合金と比較して異常な組成を持つ謎の金属球体を発見した」と自身のブログで発表したのである。
「我々は10個の球体を発見しました。これらはほとんど完全な球体、つまり金属のビー玉のようなものです。 顕微鏡で見るとはっきり区別できます。これらの物体は以前に発見されたすべての宇宙岩石よりも強靭な物質強度を持っています」
と、自信満々に金属球を発表したローブ氏だったが、当然ながらこの主張は科学者たちから非難を浴びることとなった。最終的には、シカゴ大学の物理学者であるパトリシオ・A・ガヤルド氏が表現したように「発電所や蒸気機関で石炭を燃焼させる際に出る廃棄物である石炭のフライアッシュ」に過ぎない可能性が高いという結論に至ったのである。
だが、この結論に満足できなかったローブ博士は再び地球外起源を示唆する新たな証拠が見つかったと主張したのである。
「今回我々が行ったのは、石炭灰に含まれる周期表の55元素と、我々が発見した特別な球体を比較することです。その結果、明らかに大きく異なることが判明しました」
そしてローブ博士は遠い太陽系から来た可能性のある他の近傍天体を追跡調査するために、もっと多くの事を行うべきだと主張している。
「この物体の正体を解明する最善の方法は、これらの天体が何であるかを調べるための観測所を建設するという科学的な仕事をすることです。空に浮かぶ謎の飛行物体の正体が鳥や飛行機、中国から来た風船であっても、それはそれで構わない。 しかし、我々はそれを解明する必要があります。 しかし、私たちはそれを解明する必要がある。それが科学者としての私たちの市民的義務なのです」
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文=飯山俊樹(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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提供元・TOCANA
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