ホンダN-BOXに新しい仲間が増えた。「N-BOX JOY」だ。標準のN-BOXとN-BOXカスタム、そして今回のJOYの3つの個性を持ったN-BOXになった。
JOYを投入した背景には時代の変化に伴うライフスタイルの変化、価値観の変化などがあり、また日本で一番売れているクルマの地位を維持し、乗り換えユーザーへの新たな提案、新価値提供といったことを狙いN-BOX JOYが誕生している。
特にライフスタイルや価値観の変化では、コロナ禍をきっかけにテレワークを継続している人、郊外への移住を検討している人、また海外旅行より国内旅行のほうが人気が上まっていることなどの変化をマーケティングしている。
そうしたユーザーに提供する価値として「気楽に使える身近な遊び」をキーワードに、N-BOX JOYは開発され、気楽に使うための工夫を満載したのがN-BOX JOYになる。
そのため、エクステリア、インテリアはそれぞれの新しい価値提供に向けてデザイン変更を行なっているが、中でもそのハイライトは「ふらっとテラス」と名付けられた荷室スペースだ。
開発陣からは「もはや荷室とは呼ばせません」と朗らかに語り、ラゲッジスペースに力を入れた変更が施されている。ということで、細かな写真でその詳細を確認してもらいたい。
ちなみに、N-BOX JOYにはNAエンジンとターボの両方がラインアップしているが、外観の違いはメッキホイールリングの有無し程度。エンブレムもなく、見分けはほぼつかないのだ。
NAとターボに共通するポイント
内装では、このチェック柄とファブリックの繊維、撥水加工、耐久性にこだわり、絶大な自信があると説明。さらにシートバックの裏と表を同じデザインにすることでより自分だけの空間が楽しめる。