新宿から甲府まで電車で約90分。山梨県は、富士山や美しい湖、渓谷といった豊かな自然だけでなく、温泉やワイナリー、お城やレトロな街並みなど、見どころ豊富な観光地として幅広い年齢層に人気のエリアです。

今回は、そんな山梨を日帰りで効率よく観光できるモデルコースを作ってみました。 まずはネットで観光情報を徹底的にリサーチ。昇仙峡と甲府駅周辺を中心として、山梨観光を満喫できるコースを作成し、実際に現地を歩いて回り、滞在時間や移動ルートなどに無理がないか、確かめて調整したコースです。

それでは、山梨観光の日帰りモデルコースを一緒に巡っていきましょう!

目次

  1. 1. 昇仙峡(10:00~10:40)
  2. 2. クリスタルファウンテン(10:45〜10:55)
  3. 3. 昇仙峡ロープウェイ(11:00~12:00)
  4. 4. 円右衛門伝承館(12:05〜12:20)
  5. 5. 昇仙峡 影絵の森美術館(12:25~13:00)
  6. 6. 森の駅 昇仙峡(13:00〜13:30)
  7. 7. 甲府城跡(舞鶴城公園)(14:20~15:20)
  8. 8. ワイナリー・サドヤ(15:30~16:20)
  9. 9. 甲州夢小路(16:25~16:55)
  10. 10. 甲州ほうとう小作 甲府北口駅前店(17:00~17:30)
  11. 11. カフェ&ワインバー 葡萄酒一番館(17:40〜18:00)

1. 昇仙峡(10:00~10:40)

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

まずは山梨の絶景を味わいに、日本遺産にも認定された「昇仙峡(しょうせんきょう)」へ。

昇仙峡は、甲府駅からバスで約50分、甲府昭和ICから車で約30分とアクセスしやすい景勝地です。

バスの場合は、甲府駅南口バスターミナルの4番のりばから昇仙峡口・昇仙峡滝上方面に乗り、「昇仙峡滝上」まで約50分、1,090円です。昇仙峡には4つのバス停があり、観光には「昇仙峡滝上」が便利です。健脚派には、一番手前の「昇仙峡口」で降りて約6kmの渓流沿いの山路を楽しむ、片道約1時間30分のトレッキングコースもあります。

車の場合は、影絵の森美術館前の滝上駐車場や、または仙娥滝周辺の各店舗の駐車場を利用します。

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

バス停・駐車場からすぐ「静観橋」を渡ったところにある「橋本屋」のあたりから、仙娥滝(せんがたき)へと続く遊歩道がはじまります。

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

遊歩道には、休憩できる茶屋のほかにハート形のオブジェや縁結び祈願のスポットなど、つい立ち寄りたくなる観光スポットがたくさん用意されており、傾斜のきつい山路も歩いていて楽しいです。

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<地殻の断層によってできた高さ30mの壮麗な仙娥滝>

歩くこと5分、遊歩道の急な石段を降りていくと、長い年月をかけて川の侵食によってできた「仙娥滝」に到着です。

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<先端がわずかに離れていて、潜るときがスリリングな石門(いしもん)>

さらに5分ほど歩くと、巨大な花崗岩の天然アーチ「石門」や昇仙峡の主峰「覚円峰」が現れます。清流と大迫力の岩肌の絶景に写真を撮る手が止まりませんでした。

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<その昔、覚円が畳を数畳敷ける広さの頂上で修行したと言い伝えられる覚円峰(かくえんぽう)>

昇仙峡の見どころをミニマムに楽しんだところで、滝上エリアへ引き返します。往復40分の手軽な散策コースです。

昇仙峡

住所:山梨県甲府市秩父多摩甲斐国立公園
アクセス:甲府駅南口からバスで約50分、甲府昭和ICから車で約30分

2. クリスタルファウンテン(10:45〜10:55)

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

水晶街道・滝上エリアのお店を見ながら登っていくと、水晶の大噴水「クリスタルファウンテン」があります。水晶と宝石の街・甲府のシンボルとして甲府駅前にあった噴水をモデルに作られたそうです。外周の直径は20m、高さ5m、頂に飾られた天然水晶の総重量は600kg。滝の内側に入って記念写真を撮ることもできます。

クリスタルファウンテン

住所:山梨県甲府市猪狩町393
アクセス:滝上駐車場から徒歩5分

3. 昇仙峡ロープウェイ(11:00~12:00)

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

「昇仙峡ロープウェイ」で山頂にあるパノラマ台まで登ると、富士山や名水で知られる南アルプス連峰を一望することができます。春の桜から新緑、紅葉、雪景色まで、四季折々の景観を楽しめます。

ロープウェイの乗車券は往復1,300円。20分間隔で運行しています。乗車時間は約5分です。

昇仙峡の2大施設、ロープウェイと影絵の森美術館の両窓口では、乗車券1,300円と入館料900円、合計2,200円が400円引きの1,800円になるお得なセット券を販売しています。(令和6年10月1日より乗車料金が変わります。大人往復1,500円、美術館とのセット券2,000円)

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<写真提供/昇仙峡ロープウェイ>

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<ロープウェイのパノラマ台駅から徒歩5分。柵もなく、開放感抜群の展望台>

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

雲が多くこの日は見られませんでしたが、晴れた日には富士山が見られるというスポットが山頂にはいくつもありました。富士山は見られなくても、美しい山々の稜線を眺めているだけで癒されます。

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<富士山を眺めながら福を呼ぶ鐘を鳴らす「約束の丘 出愛の鐘」もありました>

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

山頂には「八雲神社」や「和合権現」など参拝所がいくつかあります。眺望だけでなく、参拝や散策も楽しめます。ロープウェイの駅付近はスカイテラスという休憩所になっており、トイレや軽食もありました。山頂のスポットをぐるりと回ると30分ぐらいあっという間に経ってしまうので、先に下りのロープウェイの時間を決めておき、時間配分をして回ると良いでしょう。

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<ロープウェイを降りたところに金色の鯉が泳ぐ、ありがたい池もありました>

昇仙峡ロープウェイ

住所:山梨県甲府市猪狩町441
電話:055-287-2111
営業時間:9:00(上り始発)〜17:30(下り終発) ※上り終発は17:10 ※12月1日〜3月3日は、下り終発16:30、上り終発16:10になります
乗車料金:大人往復1,300円、影絵の森美術館とのセット券1,800円(10月1日より大人往復1,500円、影絵の森美術館とのセット券2,000円になります)
アクセス:クリスタルファウンテンから徒歩5分

4. 円右衛門伝承館(12:05〜12:20)

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

水晶街道にある「昇仙峡物語 円右衛門伝承館(えんえもんでんしょうかん)」は、昇仙峡を170年前に開拓した偉人・長田円右衛門(おさだえんえもん)による開拓ストーリーや昇仙峡の水晶の歴史、鉱石研磨の技術が学べる施設です。さまざまな形に研磨された鉱石や、アメジストの原石が並ぶ館内には、お土産によさそうな天然石のアクセサリーもあります。また、館内の工房にて鉱石研磨の体験をすることもできます。

昇仙峡物語 円右衛門伝承館

住所:山梨県甲府市猪狩町385-1
電話:055-287-2228
開館時間:9:00〜17:00
休館日:年中無休
入館料:無料
アクセス:昇仙峡ロープウェイから徒歩5分

5. 昇仙峡 影絵の森美術館(12:25~13:00)

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<写真提供:影絵の森美術館 「花園のシンフォニー」/藤城清治 ©Seiji Fujishiro/Horipro>

影絵の巨匠・藤城清治氏自らが設計監修した、世界初の常設の影絵美術館。ひんやりとうす暗い館内に、色彩豊かに影絵の世界が浮かび上がります。水面に反射させたり、鏡を使ったりした展示方法で、影絵の世界の奥行きが表現されています。没入感がすごいので、時間を忘れて影絵の世界に引き込まれてしまいそうです。

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

影絵作品のほか、山下清や竹下夢二などの作品も常時展示されています。こちらも見応えがありました。

昇仙峡 影絵の森美術館

住所:山梨県甲府市高成町1035-2
電話:055-287-2511
開館時間:9:00〜17:00 年中無休
入館料:大人900円、中学・高校生600円、小学生500円、園児300円
アクセス:円右衛門伝承館から徒歩5分

6. 森の駅 昇仙峡(13:00〜13:30)

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

隣接の「森の駅 昇仙峡」では、山梨県のお土産と伝統工芸品、ハチミツなどを販売していました。バスに乗る前に時間調節をしながらお土産を購入することができるのでとても便利なスポットです。アイスクリームなどの軽食もあります。

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

店内奥にある食事処「花仙両(はなせんりょう)」では、昇仙峡の名水で作るほうとうが食べられます。ほうとうの味くらべコンテストで「ほうとうの達人」の称号を獲得したそうで、きのこほうとう1,300円をいただきましたが、つるんとした麺がモチモチでおいしかったです。夏限定でおざら(冷やしほうとう)1,000円もあります。

森の駅 昇仙峡

住所:山梨県甲府市高成町1035-2
電話:055-287-2511
営業時間:9:00〜17:00 年中無休
アクセス:影絵の森美術館からすぐ

7. 甲府城跡(舞鶴城公園)(14:20~15:20)

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<写真提供/山梨県中北建設事務所>

甲府駅から徒歩5分の「甲府城跡(舞鶴城公園)」は、国の史跡に指定され、日本百名城の1つです。

武田氏滅亡後16世紀末頃に築城された「甲府城」は、かつては20haほどの広大な城郭でした。現在の甲府駅は甲府城の敷地内にあり、南口と北口にそれぞれ遺構が残され、南口の城跡の一部が「舞鶴城公園」として一般に開放されています。北口には、山手御門(やまのてごもん)を復元した「甲府市歴史公園」があります。

甲府城は、まるで鶴が羽を広げているように見えたため舞鶴城と呼ばれていました。見どころは、天に向かってそびえるような石垣群と、美しい白壁の櫓、門、漆喰塀(しっくいべい)の遺構です。

門は本丸から近い順に、鉄門(くろがねもん)・稲荷曲輪門(いなりくるわもん)・内松陰門(うちまつかげもん)・鍛冶曲輪門(かじくるわもん)・山手御門(やまのてごもん)があります。

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<当時の姿がそのまま残っている天守台(てんしゅだい)>

天守台からは甲府盆地が見渡せ、富士山や南アルプスなども見ることができます。公園から見える富士山は「関東の富士見百景」にも選定されています。

また、眺望だけではなく、石垣や稲荷櫓(いなりやぐら)、鉄門(くろがねもん)など多くの歴史的な資産も見どころです。

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<江戸時代には武具蔵として使われていた稲荷櫓(いなりやぐら)>

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<稲荷櫓は入館料無料。建物内は2階建てで、上階には甲府城の全体模型もありました>

「稲荷櫓(いなりやぐら)」は、古文書・古写真・発掘調査等の調査結果を基に、江戸時代初期の建築当初の姿で再建されました。建物内に入ることができ、中には発掘調査で分かったことや史料・出土品などが展示されています。敵に対し、弓矢や鉄砲などで攻撃を仕掛ける穴が作られていたり、石垣を登ってくる敵に対して投石する「石落とし」があったり、当時のお城の構造を詳しく知ることができて面白かったです。

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

「鉄門(くろがねもん)」は、天守曲輪から本丸へ通じる南側の門です。約140年ぶりに復元整備され、平成25年から一般公開されています。開館時間内であれば、2階の櫓(やぐら)の内部も見学可能で、晴れた日には富士山を眺望することもできます。

また、公園内には、甲府城を無料で案内してくれる観光ボランティアガイド組織「甲府城御案内仕隊(こうふじょうごあんないつかまつりたい)」がいます。目印は、赤い帽子とウェアです。見かけたら気軽に声をかけてみてください。

甲府城跡(舞鶴城公園)

住所:山梨県甲府市丸の内1-5-4
開館時間:稲荷櫓、鉄門9:00〜16:30(入場は〜16:00)
休館日:月曜(祝日は開館)、祝翌日、年末年始(12/29〜翌1/3)
入場料:無料
アクセス:甲府駅から徒歩5分

8. ワイナリー・サドヤ(15:30~16:20)

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<甲府駅北口から徒歩5分。車がなくてもアクセス至便で、安心して試飲が楽しめます>

「ワイナリー・サドヤ」は、甲府駅北口近くにある、大正6年(1917年)創業の老舗ワイナリーです。約700坪に及ぶ地下ワインセラーには、市場には出回っていない貴重なワインが貯蔵されています。

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

駅前にあるとは思えない、南フランスの街並みのような雰囲気で、こちらで結婚式を挙げる「ワイナリーウエディング」も人気だそうです。訪れた日もウェディングドレスで写真撮影をしているカップルがいらっしゃいました。敷地内のどこを撮っても絵になる空間なので、ここで結婚式がしたいという気持ちもよく分かります。

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<完全予約制のフレンチレストラン「レアル・ドール」>

敷地内にはチャペルだけでなく、予約制のフレンチレストランも併設されています。ワイナリー見学の後に、フランス料理をワインとともに味わうこともできます。

地下セラー見学ツアーもあります(要予約)。30〜40分ほどのツアーで、ワインに詳しい専属スタッフの解説を聞きながら、樽貯蔵庫、一升瓶貯蔵庫、貯蔵用タンク内部に設けた展示室など、ブドウ栽培、ワイン造りに関する展示を見ることができます。

見学ツアー(各回定員15名・30〜40分程度)

遂行日:月・水・木・金(※火曜定休)は11:00〜、13:30〜の2回/土・日・祝は11:00〜、13:00~、14:00~、15:00~、16:00~の5回
料金:大人1,000円(中学生以下無料)
サドヤの歴史は、江戸時代の油屋「佐渡屋」が「サドヤ洋酒店」に転業したことにはじまり、1950年には代表銘柄である「シャトーブリヤン」の発売を開始しました。現在の上皇様が皇太子殿下時代にサドヤを訪れ、ワイナリーを見学されたことがあるそうです。

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<シャトーブリヤン ミュールの赤と白をグラスでいただきました。一番右は「ぶどう液」です。ワインの試飲もできます>

見学の後は併設のワイナリーショップへ。サドヤ・ワイナリーショップには、約2,500本のワインが揃っていて、店内ではワインや葡萄ジュースの試飲もできます。市場には出回らない希少銘柄もありました。お土産にサドヤのワインはいかがでしょう。

ワイナリー・サドヤ

住所:山梨県甲府市北口3-3-24
電話:055-251-3671
営業時間:10:00〜17:00、土日祝10:00〜18:00
定休日:火曜日
アクセス:甲府城跡、甲府駅から徒歩5分

9. 甲州夢小路(16:25~16:55)

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<蔵づくりのレトロな街並みと銅板の櫓(やぐら)「甲府 時の鐘」が線路沿いに続きます>

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

甲府駅北口にある「甲州夢小路(こうしゅうゆめこうじ)」は、明治・大正・昭和初期のレトロな甲府城下の街並みを楽しむことができるスポットです。伝統工芸品を扱うお店や山梨の特産品を使ったスイーツ店など、小さなお店がたくさん集まっているので、コンパクトに食べ歩きや散策が楽しめます。甲州夢小路にはギャラリーも3つあります!

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<甲州印伝や和紙など、伝統工芸を用いた雑貨が並ぶお店を発見。お土産選びも楽しい>

甲州夢小路

住所:山梨県甲府市丸の内1-1-25
アクセス:ワイナリー・サドヤから徒歩5分、甲府駅北口から徒歩3分

10. 甲州ほうとう小作 甲府北口駅前店(17:00~17:30)

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<レトロな店構え。靴を脱いで上がる古民家風の店内も落ち着きます>

山梨県の郷土料理といえば、ほうとう。「甲州ほうとう小作」は、山梨県を中心に9店舗を展開する県内屈指の有名店です。甲府駅前だけでも2店舗あります。

小作のほうとうは、野菜をベースにした秘伝のだしにオリジナルの味噌を加えた汁で煮込んであり、野菜の旨味が染み込んだもちもちの麺が特徴です。かぼちゃやきのこなどの定番だけでなく、辛口カルビほうとう、あずきほうとうなどの変わり種もあり、メニューが多彩なのも魅力です。鳥もつ煮や馬刺し、煮貝など、山梨のB級グルメも味わえます。

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<名物・熟瓜(かぼちゃ)ほうとう1,400円>

生麺のまま煮込むだけで手軽に作れ、野菜もたくさん摂れるほうとうはパーフェクトフードですよね。武田信玄が陣中飯として重宝したと言われるほうとうを、本場・山梨でご賞味ください!

甲州ほうとう小作 甲府北口駅前店

住所:山梨県甲府市北口1-4-11
電話:055-252-9818
営業時間:11:00〜22:00、日11:00〜21:00 連休の場合は最終日が〜21:00

11. カフェ&ワインバー 葡萄酒一番館(17:40〜18:00)

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

「カフェ&ワインバー 葡萄酒一番館」は、JR甲府駅改札口前にあり、電車の待ち時間などに気軽に立ち寄り、ワイン樽のテーブルで立ち飲みが楽しめるスポットです。県内約100種類以上のワインを取り扱っていて、カウンターでは常時赤白3種類の計6種類のワインが日替わりで味わえます。

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<茶碗でワインを飲む、山梨スタイルが味わえます>

ここで味わいたいのが、一升瓶ワインを湯呑み茶碗に注いで提供する「山梨スタイル」です。山梨県でワイン造りが始まった明治初期、当時の地元のぶどう農家では、日本酒のように一升瓶にワインを詰めたのだそう。昔の山梨では、一升瓶に入ったワインを湯吞み茶碗で晩酌を楽しんでいたと言います。

山梨観光のモデルコース(日帰りの場合)を作ってみました!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

店内には一升瓶ワインも豊富に揃っているので、話のタネにお土産にしてみてはいかがでしょう。試飲して気に入ったワインは購入もできるので、お土産選びの仕上げにぜひどうぞ。

カフェ&ワインバー 葡萄酒一番館

住所:山梨県甲府市丸の内1-1-8
営業時間:10:00〜20:00
定休日:年中無休
アクセス:甲州ほうとう小作 甲府北口駅前店から徒歩5分

今回ご紹介した、山梨を満喫する日帰りのモデルコースはいかがだったでしょうか。

これはあくまでもモデルコースです。旅の参考にしていただきつつ、ご自分の好きなスポットを回ってみてください。日帰りだとちょっと厳しそうだなと思った方は、甲府駅周辺や昇仙峡のホテルなどに泊まって1泊2日で余裕を持って巡るのも良いでしょう。

東京からもアクセスしやすく、自然豊かでグルメも見どころも満載な山梨。日帰り旅行にはもってこいのエリアです。皆さんもぜひ山梨に行ってみてください!

文・写真・宮原香菜子/提供元・たびこふれ

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